ログ ビュー

[「ログ ビュー」] メニューには、Management Console および RoboServer のデータベース ロギングによって作成されたログが含まれます。Management Console ログと RoboServer ログがどちらもログ データベースに書き込まれるため、Management Console 設定でログ データベースを設定し、RoboServer でロギング クラスタ設定を使用してデータベース ロギングを有効にする必要があります。

[スケジュール実行] および [スケジュール メッセージ] は、スケジュールに基づいて情報を報告する Management Console のログです。残りのログの [ロボット実行]、[ロボット メッセージ]、[ロボットの概要]、[RoboServer メッセージ]、[DAS メッセージ]、および [タスク メッセージ] は、RoboServer のステータスおよびロボットとロボットの実行に関する情報を含む RoboServer のログです。

すべての実行とメッセージは統一されたタイム ゾーンに従ってログに記録されるため、Management Console、Desktop Automation サービス、および RoboServer で設定されたタイム ゾーンは考慮されません。

各ログのページ レイアウトは同一ですが、それぞれのログの情報の表示方法は次のように変更できます。

  • [フィルタ] テキスト フィールドにフィルタを適用して、テーブル内のメッセージのリストをフィルタリングすることができます。フィルタ アイコンをクリックすると、「列フィルタ」 ダイアログ ボックスに一部のフィルタが表示されます。

    たとえば、ログの種類に応じて、既存のプロジェクトやオーファン プロジェクトでフィルタリングしたり、時間枠、合計実行時間、実行結果、エラー メッセージの重大度などでフィルタリングしたりすることができます。

    また、フィルタリングを参照してください。

  • 右側の メニュー アイコンを使用して、ログに表示するテーブル列を選択します。
  • 右側の 更新アイコンをクリックして、表示された情報を更新します。

ページごとに選択した件数以上の結果がある場合には、データ グリッド下のコントロールを使用して次のページに移動することができます。

RoboServer ログ データベースでログの保持ポリシーを設定するには、ログを保持する日数とロボット実行におけるメッセージの数を指定します。ログは、最も古いメッセージを削除することで毎日消去されます。デフォルトの値は、10 日と 500 件のメッセージに設定されています。

[スケジュール実行]

スケジュールの開始時および終了時など、実行する各スケジュールの実行情報が表示されます。

コンテキスト メニューを使用して、個別のスケジュール メッセージ、またはこのスケジュール実行の一部として実行されたロボットに移動します。

コンテキスト メニューを使用して、スケジュール実行を削除できます。削除する場合、メッセージは必ず削除する必要がありますが、実行情報は必要に応じて保持できます。この実行およびメッセージ、または現在のフィルタに一致するすべての実行またはメッセージを削除することができます。多数の実行またはメッセージの削除には、しばらく時間がかかることがあります。

[スケジュール メッセージ]

指定のスケジュール実行の個別のメッセージ エントリを表示します。スケジュール実行が失敗した理由に関する詳細情報を確認できます。

指定したスケジュール実行のロボットのエラーを調べるには、 コンテキスト メニューから [エラーのあるロボットを表示] を選択します。

1 つ以上のレコードを削除できます。削除する場合は、このメッセージのみ、現在のフィルタに一致するすべてのメッセージ、またはすべての RoboServer ログ メッセージを削除するように選択できます (一致する結果が 500 件を超える場合は、パフォーマンス上の理由から、フィルタに一致するメッセージを削除するオプションは無効になります)。

重要度フィルタで値を選択した場合、結果は選択した値以上となることに注意してください。たとえば、重要度フィルタを「警告」に設定した場合、結果には警告の他にエラーや致命的なエラーも含まれます。

[ロボット実行]

各ロボット実行の情報を表示します。 コンテキスト メニューでは、同じロボットの実行をすべて表示したり、この実行が実行されたときにこのロボットが受け取った入力を表示したりすることもできます。

実行とメッセージを削除できます。削除する時には常にメッセージを削除する必要がありますが、必要であれば実行情報を維持することができます。この実行およびメッセージ、または現在のフィルタに一致するすべての実行またはメッセージを削除することができます。多数の実行またはメッセージの削除には、しばらく時間がかかることがあります。

[ロボット メッセージ]

ロボット実行に属する個別のエラー メッセージを表示します。 コンテキスト メニューを使用して、このメッセージが属する実行に移動できます。

ロボットのエラーの場合は、[ロケーション コード] 列にステップのロケーション コードが含まれます。Design Studio でロケーション コードを使用すると、エラーが報告されたステップに直接移動できます。

  • ロボットの場合は、ツールバーの をクリックします。

  • ベーシック エンジン ロボットの場合は、[編集] メニューの [ステップを移動] > [指定したロケーションへ移動] をクリックします。

    エラーをログに記録する必要があるすべてのステップで、[エラーとしてログ記録] オプションが有効になっていることを確認してください。Design Studio では、ステップ プロパティの [エラー処理] タブで [エラーとしてログ記録] が選択されていることを確認します。

    RQL API を使用している場合に、ステップ エラーが API 経由で返され、Management Console にログ記録されるようにするには、[エラー処理] タブの [API 例外] オプションも選択されていることを確認してください。

    デフォルトでは、両方のオプションが選択されています。

重要度フィルタで値を選択した場合、結果は選択した値以上となることに注意してください。たとえば、重要度フィルタを「警告」に設定した場合、結果には警告の他にエラーや致命的なエラーも含まれます。

[ロボットの概要]

これは、すべてのロボットのこれまでの実行 (データが取得できる限り) の簡易的な概要ビューです。 コンテキスト メニューを使用して、特定のロボットのすべての実行に移動できます。

[RoboServer メッセージ]

RoboServer または Management Console からの一般的なメッセージを表示します。

1 つ以上のレコードを削除できます。削除する場合は、このメッセージのみ、現在のフィルタに一致するすべてのメッセージ、またはすべての RoboServer ログ メッセージを削除するように選択できます (一致する結果が 500 件を超える場合は、パフォーマンス上の理由から、フィルタに一致するメッセージを削除するオプションは無効になります)。

重要度フィルタで値を選択した場合、結果は選択した値以上となることに注意してください。たとえば、重要度フィルタを「警告」に設定した場合、結果には警告の他にエラーや致命的なエラーも含まれます。

[DAS メッセージ]
Desktop Automation サービスから受信したイベントを表示します。詳細については、Desktop Automation サービスのロギングを参照してください。

重要度フィルタで値を選択した場合、結果は選択した値以上となることに注意してください。たとえば、重要度フィルタを「警告」に設定した場合、結果には警告の他にエラーや致命的なエラーも含まれます。

[タスク メッセージ]
キューイング タスクの状態を通知する個々のメッセージを表示します。タスクについて表示されるメッセージ タイプは、キューイング、実行中、完了、タイムアウト、および削除です。すべてのメッセージに対して、[詳細] 列に説明が表示されます。

Desktop Automation サービス、ライセンス ユニット、RoboServer 実行スロットなどの必要なリソースを取得できなかった場合、タスクはタイムアウトします。「タスク ビュー」のスケジュールまたは対応するタスクが停止した場合、RoboServer が停止した場合、あるいは Management Console がオフラインになった場合、タスクは削除されます。

詳細については、スケジュール ジョブのキューイングを参照してください。