ステップ

ロボットは複数のステップで構成されており、これがロボット プログラム内の構築ブロックとなります。

ステップはロボット状態で動作し、ステップの構成に従って処理を行います。ステップには入力ロボット状態があり、出力ロボット状態を生成します。

ステップには、ステップ名、基盤となるアクション、およびステップ タイプに応じたさまざまなプロパティがあります。ステップ名は、「見出しの抽出 (Extract Headline)」や「検索ページの読み込み (Load Search Page)」など、ステップの内容を表す名前にします。ステップ アクションは、ステップが実行するアクションです。たとえば、「ロボットの値を抽出」アクションによって、Web ページから要素の値を抽出して、変数に格納できます。

ファインダーは、ステップ アクションが動作するページ内の要素 (HTML タグまたは Excel セル) を検出します。ステップ アクションには単一のエレメントを必要とするものがあり、また他のステップ アクションには複数のエレメントの処理を実行できるものもあります。

ステップは実行可能な要素です。実行されたステップはロボット状態を入力として受け入れ、ファインダーとステップ アクションを順番に適用し、出力ロボット状態を生成します。出力ロボット状態は次のステップに渡され、その入力ロボット状態になります。ステップ アクションの中には "termed loop" アクションというものがあり、こうしたアクションを持つステップを「ループ ステップ」と呼びます。ループ ステップは 0 個以上の出力ロボット状態を生成し、それぞれのロボット状態に対して後続のステップを 1 回実行します。

拡張可能なグループ ステップでステップをグループ化することができます。