トラブルシューティング

次の手順は、Agent の実行時に発生する一般的な問題を解決する場合に役立ちます。

Agent の実行中に、一般的なコンピュータまたはユーザーのコンピュータ上の一部のプログラムの応答が遅くなる場合は、次の手順を実行します。

  1. Management Console を開き、左側のペインの [設定] で [Process Discovery グループ] をクリックします。
  2. コンピュータが属するグループのタブを開きます。
  3. [記録の詳細設定] を見つけて、[最小 UIA ツリー不変期間 (ms)] でタイムアウト期間を長くします。コンピュータが応答するようになるまで、50 ms 刻みで数値を大きくします。

Agent の実行中にユーザーのコンピュータ上の特定のプログラムの応答が遅くなった場合は、次のいずれかを実行します。

  • プログラムがビジネス プロセスの一部ではなく、Agent が無視できる場合は、Management Console でコンピュータが属する Process Discovery グループを開き、[記録設定] の [アプリケーション無視リスト] にプログラムの実行可能ファイルの名前を入力します。

  • プログラムがビジネス プロセスの一部であり、Agent がそのプログラムを記録する必要がある場合は、それぞれのグループ タブの [記録の詳細設定] の下にある [非 UIA アプリケーション] リストにプログラム名を含めるか、プログラムが応答するようになるまで、上記の全般的に応答が遅いコンピュータに対する手順を実行します。これらの変更によって、プロセスの分析結果が変わる可能性があることに注意してください。

ビジネス プロセス内で Microsoft Excel を使用する場合は、入手可能な最新バージョンを使用することで、より効率的にプロセスを検出できます。