編集可能なテキスト ブロック形式の質問

編集可能なテキスト ブロック形式の質問を使用することで、エンド ユーザーはレイアウトを使用してテキスト コンテンツを編集できるようになります。エンド ユーザーは、既存のテキスト ブロックを編集するか、新しいテキストを入力するかを選択できます。この編集可能なテキスト ブロック形式の質問への回答には、エンド ユーザーが入力したテキスト ブロックのコンテンツへの参照が含まれます。マスター テンプレート開発者は、この参照をマスター テンプレートの言語キーワード Text_Block とともに使用することができます。また、この回答は、後続の編集可能なテキスト ブロック形式の質問のデフォルト値として使用することもできます。

編集可能なテキスト ブロック形式の質問を追加すると、[アイテムの追加 - 編集可能なテキスト ブロック形式の質問] パネルが表示され、次の 2 つの必須プロパティを指定するように求められます。[質問テキスト][答えフィールド]。これらの必須フィールドに入力した後にのみ、質問をさらに編集することができます。

[質問テキスト][ヘルプ テキスト][デフォルトの答え] などの一部のプロパティでは、値の一部としてフィールドを使用することもできます。[フィールドの追加] オプションは、新しい回答を作成する場合、または既存の回答を編集する場合に使用できます。

編集可能なテキスト ブロック形式の質問には、次のプロパティがあります。

質問テキスト

質問テキスト フィールドには、エンド ユーザーに質問が表示されます。HTML 構文を使用して、このテキストを書式設定できます。

読み取り専用

質問を読み取り専用にするには、このオプションを選択します。フォームに入力するとデフォルトの答えが表示されますが、ユーザーはこの値を変更できません。

答えフィールド

[答え] フィールドは、質問に対する回答を格納するために使用されます。このフィールドは、マスター テンプレート ドキュメントで使用できます。[選択] をクリックして、この特定の質問に対する回答を保存する場所を選択します。使用可能な [答え] フィールドがドロップダウン リストに表示されます。使用可能な [答え] フィールドのリストは、KCM Repository で [フィールド セット] を使用して設定することができます。

ヘルプ テキスト

質問にヘルプ テキストを追加して、エンド ユーザーに追加の情報を提供することができます。デフォルトでは、この質問の横には情報アイコンが表示されます。エンド ユーザーがこの情報アイコンの上にポインターを移動すると、ヘルプ テキストが表示されます。HTML 構文を使用して、このテキストを書式設定します。

デフォルトの答え

編集可能なテキスト ブロック形式の質問に対する次のデフォルトの答えを定義できます。

  • なし

    エンド ユーザーは、新しいテキスト コンテンツを入力するように求められます。

  • テキスト ブロック。リストからテキスト ブロックまたはリッチ テキスト ブロックを選択します。選択したテキスト ブロックまたはリッチ テキスト ブロックのプレビューが表示されます。 をクリックすると、プレビュー ウィンドウがポップアップ表示されます。
    プレビュー機能は、選択したテキスト ブロックまたはリッチ テキスト ブロックの概要を表示するための機能です。結果がどのようになるかを確認するには、オブジェクトをテストします。また、プレビュー機能はサポートされる使用中のブラウザまたはプラグインに基づくため、プレビューしたコンテンツが異なる方法で表示される場合もあります。

    エンド ユーザーは、選択したテキスト ブロックまたはリッチ テキスト ブロックのコンテンツを編集するように求められます。

  • フィールドから取得。[フィールド] を選択します。このフィールドには、既存のテキスト ブロックへの参照が含まれている必要があります。このフィールドには、前の編集可能なテキスト ブロック形式の質問に対する回答を含めることもできます。

    エンド ユーザーは、参照される既存のテキスト ブロックのコンテンツを編集するように求められます。エンド ユーザーが行った変更は、同じ KCM のマスター テンプレートの実行中にのみ使用され、保存されません。編集可能なテキスト ブロック形式の質問のユーザー入力コンテンツを保存する方法については、Kofax Communications Manager Template Scripting Language Guide (Kofax Communications Manager テンプレート スクリプト言語ガイド) の関数 import_text_block を参照してください。

デフォルトのテキスト ブロックが設定されている場合、エンド ユーザーはマスター テンプレートの実行中に、[使用可能なフィールド セット] のリストからフィールドを入力できます。テキスト ブロックを KCM Repository で編集する場合も、同じ [フィールド セット] を使用できます。デフォルトのテキスト ブロックが設定されていない場合、それぞれの [フィールド セット] は使用できません。空のテキスト ブロックで [フィールド セット] を使用できるようにする場合は、KCM Repository で空のテキスト ブロックを作成し、デフォルトとして使用します。

詳細

この機能は上級ユーザーのみを対象としています。影響を認識していない場合は、このタブで ID を入力または変更しないことをお勧めします。

フォーム内のすべての質問は、一意の識別子 (ID) に関連付けられています。質問 ID がフォームに存在しない場合は、フォームの保存時に自動的に生成されます。このタブでは、そのような ID を手動で変更できます。詳細については、Kofax Communications Manager Core Developer's Guide (Kofax Communications Manager コア開発者ガイド) の「Integration」 (統合) の章を参照してください。