フォームと QForm の使用

KCM Designer では、フォームと QForm を使用して、システム データベースでは利用できない情報を簡単に収集することができます。次のトピックは、これらの機能に関する一般的な情報を提供します。

また、「新しいフォームの作成」および「新しい QForm の作成」を参照してください。

[フォーム] の使用

フォームは、Data Backbone 内のフィールドに保存する情報を取得し、その情報を使用してドキュメントを作成するために利用します。フォームは、ドキュメントを作成するためのマスター テンプレートで表示および処理します。フォームは、質問のリストを提供し、その回答をフィールドに格納します。

フォームには、次の 3 つのタイプのアイテムを含めることができます。これらのアイテムは、[質問][テキスト]、または [グループ] です。

質問アイテムは、ユーザーから情報を収集するために使用します。日付の質問 (「顧客の電話対応をした日付はいつでしたか?」) など、複数の質問タイプを使用できます。質問テキストでは、フィールドを使用できます。質問タイプには、質問テキスト、答えフィールド、およびヘルプ テキストがあります。次のタイプの質問を使用することができます。

テキスト アイテムは、ドキュメントの作成時にユーザーに追加の情報を提供するために使用します。このテキストは、ドキュメントに表示されません。たとえば、テキストを使用して、ユーザーが読む必要がある警告を表示できます。一連の質問の説明を表示することもできます。

グループ アイテムは、要素をグループ化するために使用します。グループには、質問、テキスト要素、および他のグループを含めることができます。グループは、条件に基づいて非表示と表示を切り替えることができます。

マスター テンプレートにフォームをアタッチするには、KCM のテンプレート スクリプトに関する知識が必要です。スクリプト言語の詳細については、Kofax Communications Manager Template Scripting Language Developer's Guide (Kofax Communications Manager テンプレート スクリプト言語開発者ガイド) を参照してください。

QForm の使用

QForm は、コンテンツ ウィザードと組み合わせて使用するフォームの一種です。QForm は、値を持たないテキスト ブロックがドキュメントに含まれる場合に使用します。この場合、QForm には、それらのテキスト ブロックで使用するフィールドに関連する質問のリストが表示されます。次のタイプの質問を使用することができます。

複数のフィールドを含むドキュメントを作成する場合、QForm を使用することで時間を節約することができます。

QForm が [Data Backbone] フィールドからデフォルトの答えを取得した場合は、対応する答えフィールドを含むテキスト ブロックを含んだコンテンツ ウィザードの各レベルで QForm を参照して、デフォルトのオプションで Data Backbone の正しいレベルの値が表示されるようにする必要があります。