フィールドの書式設定

[フィールド] には書式設定を適用できます。たとえば、[フィールド] の名前が常に大文字になるように指定できます。

「フィールドの書式設定」 リストにある標準機能を KCM ComposerUI のテキストブロックに適用した場合には、該当するフィールド値の形式が自動的に更新され、選択内容が反映されます。この機能は [コンテンツ ウィザード] ビューには関連していますが、[フォーム] ビューには関連していません。
  1. [コンテンツ] > [テキスト ブロック] に移動します。
  2. 目的の [フィールド] が属している [テキスト ブロック] をクリックし、右側の [表示して編集] ペインで [編集] をクリックします。

    [テキスト ブロック エディタ] が表示されます。

  3. 書式設定する [フィールド] をクリックし、ツールバーの F ボタンをクリックします。
  4. フォーマット オプションを選択し、対応するパラメータ (存在する場合) に値を入力して、[適用] をクリックします。単一の [フィールド] に複数の書式設定オプションを適用することはできません。
    次の表に、使用可能な書式設定オプションとその説明を示します。

    書式設定オプション

    [フィールド] 名の後に付けるタグ

    出力結果

    [なし]

    該当なし

    デフォルトの設定値です。書式設定は適用されません。

    [大文字]

    :upper

    出力テキストが大文字で表示されます。

    [小文字]

    :lower

    出力テキストが小文字で表示されます。

    [最初の単語を大文字にする]

    :capital

    出力テキストの先頭文字を大文字にします。

    [日付]

    :date

    数値を日付表記に変換します。結果は現在の出力言語に基づいて決まります。

    米国英語の場合、20170620 は 20 June 2017 になります。

    [日付の書式設定]

    :formatdate

    指定したマスク (空にできない) の書式に従って数値を日付に変換します。結果は現在の出力言語に基づいて決まります。マスクで許可されているフォーマット タイプの詳細については、Kofax Communications Manager Template Scripting Language Developer’s Guide (Kofax Communications Manager テンプレート スクリプト言語開発者ガイド) の「format_date」セクションを参照してください。

    20160606 にマスク「dddd、MMMM d yyyy」を適用すると、「Monday, June 6 2016」 (アメリカ英語) になります。

    [数字]

    :numerals

    数値を小数点以下 0 桁に丸めます。

    米国英語の場合、123456.7 は 123457 になります。

    [量]

    :amount

    数値を通貨量を表す表記に変換します。小数点記号とカンマ区切り記号の配置は、現在の出力言語に応じて異なります。

    入力値はセントに丸められます。

    米国英語の場合、12345678.899 は 12,345,678.90 になります。

    [番号]

    :number

    数値を小数点以下 0 桁に丸めます。小数点記号とカンマ区切り記号の配置は、現在の出力言語に応じて異なります。

    米国英語の場合、123456.7 は 123,457 になります。

    [序数]

    :ordinal

    数値を対応する序数に変換します。結果は現在の出力言語に基づいて表示されます。

    米国英語の場合、1 は first になります。

    [ハイパーリンク]

    :hyperlink

    結果のドキュメント内で Web ページへのリンクをハイパーリンクに変換します。

    この書式設定オプションは、[クイック テンプレート][フィールド] ではサポートされていません。

    Microsoft Word のハイパーリンク パラメータに対応する次のパラメータのうちの 1 つ、またはすべてを指定することもできます。

    [目視できるテキスト] ボックスに、表示するテキストを入力します。

    [アンカー] ボックスに、Web ページの特定のセクションにジャンプするアンカー タグを入力します。たとえば、Web ページの「Sample」セクションにジャンプする場合は、「#Sample」と入力します。

    [フレーム] ボックスに、ターゲット フレームの名前を入力します。想定するページの開き方に応じて、「Same frame」、「Whole Page」、「New window」、「Parent frame」とします。デフォルトでは、「Page Default (none)」が設定されています。詳細については、インターネットから入手できる Microsoft のドキュメントを参照してください。

    [ツールチップ] ボックスに、ユーザーがポインターをハイパーリンクまで移動したときに表示されるテキストを入力します。

    [条件]

    :condition

    出力テキストの表示方法を決定する条件を追加します。具体的な手順については、「フィールドへの条件の追加」を参照してください。

    [フィールド] に書式設定が適用されている場合は、[フィールド] の名前の後に書式設定の名前が表示されます。たとえば、[CustomerAddress.City:upper] は、大文字の書式設定が適用されていることを意味します。
  5. [保存して閉じる] をクリックします。