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SharePoint イベントに応じて実行される TotalAgility アクションを構成する

SharePoint イベントに対応する TotalAgility アクションを構成し、実行できます。たとえば、SharePoint に発注書がアップロードされたタイミングで開始される TotalAgility ジョブを構成することができます。TotalAgility は、オンプレミスとオンラインの SharePoint イベントをサポートします。

統合サーバーでも、オンプレミスの TotalAgility 環境の場合と同じ方法でイベントを構成できます。

統合サーバーでイベントが発生すると、アクションが Azure 上で実行されます。

TotalAgility には、SharePoint イベント向けに次のアクションが用意されています。

SharePoint イベント

SharePoint の以下のイベントに対応する、TotalAgility アクションを構成できます。

SharePoint イベント

発生タイミング

ItemAdded

SharePoint リポジトリに項目が追加されたとき。

ItemUpdated

SharePoint リポジトリの項目が更新されたとき。

ItemDeleted

SharePoint リポジトリの項目が削除されたとき。

ItemCheckedIn

SharePoint リポジトリに項目がチェックインされたとき。

ItemCheckedOut

SharePoint リポジトリの項目がチェックアウトされたとき。

ItemUnCheckedOut

SharePoint リポジトリの項目のチェックアウトが取り消されたとき。

ItemCheckedIn、ItemCheckedOut、ItemUnCheckedOut などのイベントは、編集前にドキュメントのチェックアウトを強制し、過去のリビジョンを表示して以前のバージョンに復元し、ドキュメント固有のセキュリティを設定することで、ドキュメントの整合性を確保するのに役立ちます。

SharePoint の項目

次の表に、SharePoint のユーザー定義 (カスタム) 列で発生する SharePoint イベントの概要を示しています。

SharePoint で実行されるアクション

トリガーされる SharePoint イベント

作成されるジョブの数

項目の追加

  • ItemAdded

 項目の追加とカスタム定義列の更新の両方を行う 1 つのジョブ。

項目のアップロード

  • ItemAdded

  • ItemUpdated

 2 つのジョブ:

  • 項目をアップロードするジョブ

  • カスタム定義列の更新用

項目のチェックイン

  • ItemCheckedIn

  • ItemUpdated (チェックイン時に発生)

  • ItemUpdated (カスタム定義列のプロパティの更新時に発生)

 3 つのジョブ:

  • 項目をチェックインするジョブ 2 つ

  • カスタム定義列を更新するジョブ 1 つ

ドキュメントがライブラリに追加されると、SharePoint は次のことを行います。

  • SharePoint はドキュメントをライブラリに追加します。

  • SharePoint で ItemAdded イベントが発生します。

  • プロパティを編集、保存できるプロパティ編集画面を表示します。

  • ItemUpdated イベントを発生させます。

  • ドキュメントを自動的にチェックインするプロセスを開始します。

  • ItemUpdated イベントを発生させます。

  • ItemCheckedIn イベントを発生させます。

最初の ItemUpdated イベントの発生タイミングは、ドキュメント プロパティの変更時です。2 回目に発生するときは、チェックインされているドキュメントに応答しています。 このシナリオでは、イベントが 2 回発生したように見えます。

SharePoint イベント オンライン

TotalAgility は、SharePoint オンラインの ItemAdded、ItemUpdated、および ItemDeleted イベントのみをサポートします。ItemCheckedIn、ItemCheckedOut、および ItemUnCheckedOut イベントはサポートされていません。

また、SharePoint オンライン イベントは、SharePoint オンプレミス イベントとは異なる方法で実行されます。

  • 項目を追加すると、ItemAdded のみが発生します。

  • 項目がチェックイン、チェックアウト、または破棄されると、ItemUpdated イベントが 1 つだけ発生します。

  • ItemDeleted イベントの場合、[作成者] および [サーバーの相対 URL] フィールドの値は入力されません。

方法: