ドキュメント変換の例外の処理

ドキュメントを TotalAgility にインポートして変換する場合、変換がサポートされていないドキュメント形式は Message Connector から移動されますが、TotalAgility で使用できるようにはなりません。これにより、データが失われる可能性があります。

変換に失敗したドキュメントを電子メールで添付ファイルとして送信するように TotalAgility を構成できます。さらに、変換が失敗した理由を送信することもできます。必要に応じて、そのようなドキュメントを TotalAgility で手動でインポートできます。

ドキュメント変換の例外を管理するには、次の手順を実行します。

  1. [システム] > [システム設定] > [システム] に移動し、[全般] をクリックします。

    [一般設定] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [Transformation server] で、[例外発生時にドキュメントを拒否] を選択し、[保存] をクリックします。
  3. [ワークフロー] > [ビジネス プロセス] に移動し、ドキュメント変換に使用するプロセス マップを開きます。
  4. ドキュメント変換ノードを選択し、サテライトで、決定アイコン Satellite-Decision をクリックします。

    決定ノードが追加されます。

  5. 決定ノードを選択し、[名前] (たとえば、Documents Rejected? (ドキュメントのリジェクト?)) を入力します。
  6. ルール エディタを右クリックし、[プロセス変数] を選択します。
  7. フォルダ変数を展開し、[システム] を展開します。
  8. 変数リストで、[リジェクトがあります] を選択します。
    ドキュメント変換での例外処理
  9. 決定ノードを選択し、アクティビティ アイコン Satellite-Activity をクリックします。

    アクティビティ ノードが追加されます。

  10. アクティビティ ノードを選択し、[名前] (たとえば、Email rejected documents (リジェクトされたドキュメントを電子メールで送信)) を入力します。
  11. [タイプ] リストで、[電子メール] を選択します。
  12. [構成] で、[送信元][送信先]、および [件名] を構成します。
  13. [添付] フィールドを右クリックし、[プロセス変数] を選択します。
  14. フォルダ変数を展開し、[システム] を展開します。
  15. 変数リストで、[ドキュメント] を選択します。
  16. [本文] を右クリックし、[プロセス変数] を選択します。
  17. フォルダ変数を展開し、[システム] を展開します。
  18. 変数リストで、[リジェクト理由] を選択します。
    ドキュメント変換での例外処理 2
  19. 決定ノードを選択し、[True パス] リストで、アクティビティを選択して、ルール条件が True と評価された場合の実行パスを指定します。このシナリオでは、[リジェクトされたドキュメントを電子メールで送信] を選択します。
  20. マップを保存してリリースします。
    ドキュメント変換での例外処理