ドキュメント セット フィールドの関数

ドキュメント セット フィールドの関数には次のものが含まれます。

Unique

この関数は、数値、日付、および文字列型のドキュメント フィールドに適用されます。この関数は、ドキュメント セットのメタ フィールドを特定のタイプの複数のドキュメントで比較し、それらが一意である場合に true を返します。また、指定された条件を満たすために必要なドキュメントの最小数を指定することもできます。

この関数の構文は次のとおりです: Unique(ドキュメント セット フィールド, 演算子, 値, ドキュメント数)

これには 4 つのパラメータが含まれています。

最初のパラメータ

2 番目のパラメータ

3 番目のパラメータ

4 番目のパラメータ

  • ドキュメント セットのメタ データ フィールドを指定します。

  • 次の比較演算子のいずれかを指定します。

  • >、<、>=、<=、!=、=

  • 文字列パラメータの場合、サポートされる演算子は != と = です。この演算子を渡す場合は引用符で囲む必要があります。

  • プロセス変数、静的な値、または関数を指定します。

  • このパラメータの型は、最初のパラメータと一致する必要があります。

  • 条件を満たすために必要なドキュメントの数を指定します。

「ドキュメント数」として 0 を指定する場合は、すべてのレコードが一意である必要があります。

たとえば、ドキュメント タイプ (製品) の Quantity フィールドには次の値が設定されているとします。100,200,200,200,500.

  1. Unique (Quantity, ">",50, 3) の場合は、条件に一致する且つ値が一意である 3 つのドキュメントがあるため、true が返されます。

  2. Unique (Quantity, ">",50, 2) の場合は、条件に一致する且つ値が一意である 2 つのドキュメントがあるため、true が返されます。

  3. Unique (Quantity, ">",50, 5) の場合は、条件に一致する且つ値が一意であるドキュメントが 3 つしかないため、false が返されます。

  4. Unique (Quantity, ">",50, 0) の場合は、すべてのレコードが一意である必要があるため、false が返されます。

Match

この関数は、ドキュメント セットのメタ フィールドを特定のタイプの複数のドキュメントで比較し、一致している場合に true を返します。

この関数の構文は次のとおりです: Match(ドキュメント セット フィールド, 演算子, 値, ドキュメント数)

たとえば、ドキュメント タイプ (製品) の Quantity フィールドには次の値が設定されているとします。100、200、200、200、500。

  1. Match (Quantity, "=", 200, 3) の場合は、セット内の 3 つ以上のドキュメントに同じ値が設定されているため、true が返されます。

  2. Match (Quantity, "=", 200, 2) の場合は、条件に一致するドキュメントが 2 つ以上あり、それらのドキュメントの値が同じであるため、true が返されます。

  3. Match (Quantity, "=", 200, 5) の場合は、5 つ以上のドキュメントがこの値と一致する必要があるため、false が返されます。

  4. Match (Quantity, "=", 200, 0) の場合は、すべてのドキュメントがこの値と一致する必要があるため、false が返されます。