検索プロパティ
ジョブ/ケースの検索を許可
選択した場合、実行時にジョブ (ジョブ ID を使用) またはケース (ケース参照を使用) に対する検索ができます。
オフにした場合、実行時にジョブに対する検索が制限されます。たとえば、コントロールにクエリで値を設定し、編集オプションは有効にしない場合に、ジョブの検索が制限されます。ジョブまたはケースの検索関連オプションは、ランタイムには表示されません。ただし、TotalAgility のアップグレード時、これらのオプションは、下位互換性を維持するためにデフォルトで表示されます。
クエリ編集を許可
選択した場合、実行時にクエリを作成、編集、および削除できます。
クエリ選択を許可
ランタイムにクエリの選択を許可するか、選択した定義済みクエリに基づいてジョブ リストを表示します。または、設計時に検索条件を定義します。
ランタイムにクエリ選択を許可
ランタイムにクエリを表示するには、[クエリ選択を許可] を選択します (デフォルト: 選択済み)。次のオプションが表示されます。
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[クエリを表示]: クエリを表示するビューとして、[ツリー] ビューまたは [ドロップダウン] ビューを選択します。(デフォルト: ツリー)
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[クエリ リストを展開する]: 実行時にクエリ リストが展開された状態で表示されます。
[クエリ リストを展開する] オプションは、クエリがツリー ビューに表示されている場合にのみ使用できます。 -
[クエリ タイプ]: 表示するクエリの種類を選択します。
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[すべて]: プライベート クエリと共有クエリを表示できます。
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[プライベート]: プライベート クエリのみを表示できます。
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[共有]: 共有クエリのみを表示できます。
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設計時に定義済みクエリを選択する
- [クエリ選択を許可] をオフにします。
- [初期化の方法] で [クエリ] を選択します。
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この項目は任意です。[クエリ] リストで、初期ジョブ リストの読み込みに使用するクエリを選択します。
クエリを設定せずに実行時にフォームをロードした場合、ジョブ リスト コントロールは表示されますが項目はリストされません。クエリを動的に設定すると、実行時にコントロールが表示され、アクションの実行時にクエリが適用されて、クエリ結果から返された項目が表示されます。
カスタムの検索基準を指定する
初期ジョブ リストの読み込みに使用する検索条件を定義するには、以下の手順を実行します。
- [クエリ選択を許可] をオフにします。
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[初期化の方法] で [カスタム検索] を選択します。
カスタム検索を使用した場合、ランタイムにクエリを編集すると、[保存] および [名前を付けて保存] オプションが有効になりません。
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必要に応じて、条件を設定します。
次の表に、カスタム検索で使用できる条件を示します。
ジョブ リスト フィールド 説明 [クエリ合計を返す]
これを選択すると、クエリに一致する項目の総数を表示できます。
クエリで指定された取得制限に関係なく、実行時に項目の合計数が表示されます。(デフォルト: クリア)
このオプションを選択すると、パフォーマンス上のオーバーヘッドが発生します。[取得制限]
特定の時点で、サーバーから取得される最新アクティビティの数を示します。
[ジョブ ID]
ケース ジョブの ID を示します。
ジョブ リスト コントロールの初期検索に選択できるのは、グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールのみです。[ケース参照]
ジョブの作成元となったケース参照を示します。グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、静的な値を使用します。
[開始日]
ジョブが開始した日付を示します。
[完了日]
ジョブが完了した日付を示します。
[期限]
ジョブの期限を示します。
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任意の日付 (すべて)、特定の日付以降、2 つの日付の間、今日、今週、今月、今年を対象にして、作成日、完了日、および期限をフィルタリングできます。
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日付オプションが「以降」または「間」の場合、次の形式で「@Today」または今日から特定の日数になるように値を指定できます。
@Today +/- NUM<@Today - 7> など
[作成者]
ジョブを作成するリソースを示します。
[ジョブ所有者]
ジョブ所有者であるリソースを示します。
[ステータス]
ジョブのステータスを示します。次のジョブ ステータスを使用できます。
- [アクティブ]: 現在アクティブな状態のジョブで、積極的に進められているか、進行の状態にあることを示します。
- [活性状態と終了済み]: 現在活性状態または終了した状態のジョブを示します。
- [終了済み]: 完了した、または強制終了されたジョブを示します。
- [活性状態]: 完了していない、強制終了されていない、完了を待機中、または強制終了を待機中のジョブを示します。
- [完了済み]: 設計通りにライフ サイクルを完了したジョブを示します。
- [評価準備完了]: 次の処理の再評価プロセスが行われているジョブを示します。
- [保留中]: 完了したが、取得済みアクティビティがあるジョブを示します。
- [一時停止]: 一時停止されているが、手動で再アクティブ化して再度実行できるジョブを示します。
- [強制終了済み]: ライフ サイクルを完了する前に処理が停止されたジョブを示します。
- [ホールド]: すべてのイベント処理を遅らせるために、一定の期間保留されたジョブを示します。ジョブが保留されると、例外、通過ポイントおよびトリガーが影響を受けます。保留期間が経過すると、ジョブはアクティブな状態に移行し、ジョブ アクティビティは保留中になります。
- [関連ジョブの完了待ち]: 完了しているが、アクティブな関連ジョブがあるケースを示します。
- [関連ケースの完了待ち]: 完了しているが、ケースの完了を待機している関連ジョブを示します。
- [関連ジョブの完了待ちを強制終了]: 関連ジョブの完了を待機している強制終了済みケースを示します。
- [関連ケースの完了待ちを強制終了]: 強制終了されているが、ケースの完了を待機している関連ジョブを示します。
- [評価に失敗しました]: 評価に失敗したジョブを示します。
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[アーカイブ]: 現在アーカイブされているジョブ。
通常、ジョブがこのステータスに長く留まることはありません。このステータスは、大量のジョブ履歴があり、アーカイブするのに時間がかかるジョブの場合に表示されます。 -
[終了]: 終了が保留されているジョブ。
このステータスは、通常、数百のフラグメントがあるケースを強制終了している場合に表示されます。
[カテゴリ]
ジョブが所属するカテゴリを示します。
[サブカテゴリで検索]
サブカテゴリ内の検索を許可します。
[プロセス]
ジョブが作成されたプロセスを示します。
[プロセス バージョン]
プロセスのバージョンを示します。
[ジョブ タイプ]
ジョブのタイプを示します。使用可能なオプションは、[すべて]、[ジョブ]、[ケース]、[関連ジョブ]、[ビジネス ルール] です。
[優先度]
ジョブの優先度を示します。1 が最高で 100 が最低です。
[ジョブの状態]
プロセスと関連付けられた状態の名前を示します。グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、静的な値を使用します。
[作業タイプ]
作業タイプを選択します。
[メタデータ フィールド] 作業タイプと対応するフィールドを選択することで、フィルタ条件を作成できます。「メタデータの作成」を参照してください。
[スコア] ジョブのスコアを示します。
[ジョブ SLA] ジョブのステータスを示します。ジョブの SLA (緑、オレンジ、赤) ステータスは作業キュー上のジョブ ステータスを視覚的に表し、ジョブが設定された制限時間 (目標期間) 内にあるかあるいは超過しているかを示します。
[一時停止の理由] ジョブの一時停止の理由。グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、静的な値を使用します。
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また、ジョブ リストの列も構成できます。
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ジョブ リストの列の [構成] をクリックします。
[ジョブリストの列] ダイアログ ボックスが表示されます。各列に対してデフォルトの幅が表示されます。また、デフォルトでは、一部の列が実行時に表示されるように選択されています。
- [作成時間] などの列を選択し、 をクリックします。
- 実行時に列を表示するには、チェック ボックスを選択します。
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列の幅を設定するには、必要に応じて値を増減します。
[作成時間] や [完了時間] のような日付フィールドでは、追加で [時間の形式] を [日付] または [日時] に設定できます。
- [OK] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
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ジョブ リストの列の [構成] をクリックします。