CMIS 準拠サイトの追加
TotalAgility と CMIS 準拠サイトで通信を行うには、まず目的のサイトを TotalAgility に追加し、次にサイトの名前やサービスの場所 (URL)、ユーザー認証情報 (該当する場合) などの詳細を指定します。CMIS 準拠サイトには、ローカル ネットワーク内、ドメイン、イントラネット、またはインターネットからアクセスします。
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に移動します。
[CMIS] ページが表示されます。
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[新規] をクリックします。
[新しい CMIS 構成] ダイアログ ボックスが表示されます。
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CMIS サイトの [ID] を入力します。システムでは、この ID により CMIS サイトが識別されます。
構成を保存すると ID を変更できなくなります。
- サイトの [表示名] を、MySite などと入力します。
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次の各サービスの URL を入力します。
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[リポジトリ サービス]: 接続の作成など、リポジトリに適用される機能へのアクセスを提供します。
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[オブジェクト サービス]: リポジトリのオブジェクト階層を移動してフォルダとドキュメントを表示するための機能を提供します。
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[ナビゲーション サービス]: オブジェクトのメタデータを返したり、オブジェクトをアップロードまたはチェック アウトしたりするなど、個々のオブジェクトの操作機能を提供します。
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[バージョン サービス]: オブジェクトのバージョン管理機能を提供します。
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[検出サービス]: リポジトリ内のクエリ可能なオブジェクトを検索するための機能を提供します。
システム設定で「すべて許可」が有効になっていない場合は、上記サービスのホワイトリストに登録された URL のみを入力できます。それ以外の URL を入力した場合は、URL 接続文字列がホワイトリストに登録されていないため接続が拒否されたことを示すメッセージが表示されます。「Web サービスの URL またはデータベース接続文字列のホワイトリストに指定」を参照してください -
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TotalAgility から CMIS 準拠サイトへの接続を確立するための [認証] タイプのいずれかを選択します。
[カスタム認証情報]
CMIS サイトの要件に応じて、Alfresco や FileNet などのサードパーティ製品にインターネット経由で接続します。
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このオプションを選択した場合は、ユーザー名、パスワード、パスワードの確認を入力します。
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[外部ストレージを使用] が選択されている場合は、構成済みの外部ストレージに保存されているユーザー名とパスワードのシークレット名を入力します。
[ベーシック]
イントラネット内のドメイン上で接続します。通信は SSL (ユーザー名認証) 経由で行われます。
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このオプションを選択した場合は、ユーザー名、パスワード、パスワードの確認を入力します。
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[外部ストレージを使用] が選択されている場合は、構成済みの外部ストレージに保存されているユーザー名とパスワードのシークレット名を入力します。
[NTLM] (デフォルト)
イントラネット内で Windows 認証を使用して接続します。
[NTLM] オプションは、オンプレミス マルチテナント環境および Azure 環境で実行されている Designer では利用できません。
[WS セキュリティ]
Web Services Security (WS セキュリティ、WSS) は、Web サービスへのセキュリティ適用を目的として SOAP を拡張したものです。このプロトコルではメッセージに適用する整合性と機密性を指定し、各種セキュリティ トークン方式の通信に対応しています。
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このオプションを選択した場合は、ユーザー名、パスワード、パスワードの確認を入力します。
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[外部ストレージを使用] が選択されている場合は、構成済みの外部ストレージに保存されているユーザー名とパスワードのシークレット名を入力します。
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[保存] をクリックします。
新しいサイトが作成され、CMIS ページに表示されます。既存の CMIS サイトは変更および削除できます。
方法: CMIS 準拠サイトの管理