外部ストレージ
Azure や Amazon Web Services (AWS) などのキー コンテナまたはストアに、暗号化キー、TotalAgility 統合認証情報、および接続文字列を格納できます。この外部認証情報ストレージ機能は、機密データを TotalAgility 内に保存する必要なく、ソリューションを作成するのに役立ちます。この機能は、オンプレミス環境、オンプレミス マルチテナント環境および Azure 環境の TotalAgility で利用可能です。
認証情報ストレージを認証するように以下の項目を構成できます。インポート設定、Dynamics AX、Insight、デプロイメント サーバー、Dynamics CRM、Exchange、SharePoint、Web サービス参照、RPA、リンク済みサーバー、CMIS、プロセスとフォームのデータベース接続文字列、OAuth 2.0 サーバー。
システム > システム設定では、次のことができます:
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暗号化キーを生成し、キーを保存して取得するプロセスを選択します。セキュア変数が使用または更新されると、暗号鍵が取得されて使用されます。
詳細については、「データを暗号化するためのセキュリティ キーを生成する」を参照してください。
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ユーザー名シークレットとパスワード シークレットに基づいてユーザー認証情報を取得するプロセスを選択します。これらのシークレットは統合の時点で提供され、統合ノードの実行時にリアルタイムで取得されます。たとえば、SharePoint 認証の詳細は Azure に保存され、TotalAgility 内で使用されます。
詳細については、「Microsoft SharePoint 統合サイトの作成」を参照してください。
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接続シークレットに基づいてデータベース接続を取得するプロセスを選択します。このシークレットは、アクションまたはノード統合を構成する時点で提供され、データベース アクションまたはノードが実行されるときにリアルタイムで取得されます。たとえば、顧客のカスタム データベースのデータベース接続文字列は AWS に保持され、TotalAgility のフォームまたはプロセス内で使用されます。
新しいプロセスを作成するクイック オプションが用意されており、正しい初期化/出力パラメータを持つプロセスが作成されます。
サンプル プロセスは、次の場所で利用でき、作業を開始するのに役立ちます。\\TotalAgilityInstall\Sample Processes\External Storage Sample Package