新規ジョブ作成フォームの作成
新規ジョブ作成フォームは、ジョブの作成に役立ちます。
新規ジョブ作成フォームは、1 つ以上のプロセス マップを使用して作成します。生成されるフォームの形式は次のとおりです。[フォーム名]CNJ。たとえば、PersonalInfoCNJ フォームの場合、PersonalInfo はフォーム名、CNJ は新規ジョブ作成フォームを示します。
すべてのプロセス初期値変数と、アクティビティの入力または出力として使用される変数は、フォーム内の対応するコントロールとして表示されます。たとえば、文字列変数はテキスト ボックスで表示され、ブール変数はチェック ボックスで表示され、日付変数はカレンダー コントロールで表示されます。すべてのフォルダ初期化変数はファイル アップロード コントロールとして表示されるため、フォーム設計を編集せずにドキュメントをリポジトリにアップロードできます。
入力変数は読み取り専用です。出力変数は編集可能なコントロールです。
生成されたフォームには、デフォルトで次のフィールドが含まれます。
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[ジョブ]、[ケース]、または [ケースのジョブ] ボタン (マップ タイプに応じる)
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[作成] ボタン
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[ケース参照] テキスト ボックス (新しいジョブの参照番号を入力するケースおよびケース フラグメント マップのみ)
たとえば、クラブ メンバーシップのケース マップには 3 つの初期値変数があります。
変数名 | データ タイプ |
---|---|
顧客名 | 文字列 |
メンバーシップ | ブール |
登録日 | 日付 |
次の図に示すように、このマップで生成された新規ジョブ作成フォームはコントロールを作成します。
チェックリスト変数がマップで使用されている場合、CreateNewJob イベントはチェックリスト Web コントロールのテキスト プロパティにマップされます。チェックリスト コントロールを参照してください。
ドキュメントの初期値パラメータがマップで使用されている場合は、次のようになります。
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フォーム変数はドキュメント ID を保持します。
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デフォルトでは、「ファイル選択モード」は「シングル」です。これは、単一のファイル (任意のファイル タイプ) を、各ドキュメント初期化変数のフォームのファイル アップロード コントロールにアップロードできることを意味します。アップロードすると、作成されたドキュメントの ID がジョブに表示されます。アップロードしたドキュメントの名前には、選択したファイルの名前が設定されます。
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デフォルトでは、「リポジトリに保存」が選択されます。
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新しく追加したドキュメント変数がプロセスにある新規ジョブ作成フォームを再生成すると、ファイル アップロード コントロールが追加されます。
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フォームをデバッグすると、コントロールが表示され、フォームをデバッグできるようになります。
マップ内でデータ オブジェクトが初期化変数として使用されている場合:
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データ モデルのコピーが追加され、同じモデルを参照するデータ オブジェクトのフォーム変数がフォームに追加されます。
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データ オブジェクトの各フィールドのフォーム コントロールがフォームに追加されます。
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フィールドを取得し、対応するコントロールを生成するためのアクションがフォームのロード時に追加されます。
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ジョブの作成時に、データ オブジェクトを更新するためのアクションが追加されます。
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フォームを再生成すると、次のような警告メッセージが表示されます。選択したフォームは再生成できません。フォームを削除して再作成する必要があります。
- に移動します。
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[生成] リストで、[新規ジョブ作成フォーム] を選択します。または、フォームを作成するプロセスのコンテキスト メニューで [CNJ フォームの生成] を選択します。
[新規ジョブ作成フォーム] ダイアログ ボックスが表示されます。
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[プロセス] リストで、新規ジョブ作成フォームを作成するプロセスを選択します。
GitHub に存在するプロセスでフォームを生成する際に、そのプロセスが GitHub にチェックアウトされていないか、他のユーザーにチェックアウトされている場合、警告メッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、新規ジョブ作成フォームが生成されますが、プロセスのバージョンは上がりません。
- デフォルトでは、作成するフォーム タイプのサフィックスが付いたプロセス名が、フォーム名として [フォーム名] フィールドに表示されます。たとえば、新規ジョブ作成フォームを作成するプロセスの名前が MyProcess の場合、MyProcessCNJ というフォーム名が表示されます。プロセス名は必要に応じて変更できます。
- デフォルトでは、[カテゴリ] はプロセスが属するカテゴリと同じです。フォームが属するカテゴリは更新できます。
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新規ジョブ作成フォームをプロセスに関連付けるには、[関連するフォームでプロセスを更新する] を選択します。
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このプロセスをパッケージに追加すると、パッケージに対して [フォームに関連付けられている項目を含める] が選択されている場合、関連付けられた新規ジョブ作成フォームが自動的にパッケージに含まれます。「パッケージの作成」を参照してください。
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新規ジョブ作成フォームが作成されたプロセスを開くと、ジョブ作成フォームのプロパティが、対応する新規ジョブ作成フォームの名前で更新されます。
プロセスをすでに開いている場合は、閉じてから再度開き、ジョブ作成フォームのプロパティを更新します。
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- [生成して保存] をクリックして、生成したフォームを保存します。または、フォームをリリースする場合は、[生成してリリース] をクリックします。
新規ジョブ作成フォームの編集
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設計ビューで新規ジョブ作成フォームを開きます。
フォームの既存のプロパティがプロパティ パネルに表示されます。
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必要に応じて変更を加えます。
必要に応じて新しいコントロールやアクションをフォームに追加し、フォームを再生成します。
- フォームを保存します。