グラフ コントロールのプロパティ

次のタブを使用して、グラフ コントロールのプロパティを設定します。

全般

名前 説明

[タイプ]

コントロールのタイプ。

[名前]

グラフの一意の名前。

[セキュリティ トークン]

フォーム内の情報の安全性を高めます。「セキュリティ トークン」を参照してください。

[表示可能]

実行時にコントロールを表示します。

[セッション ID]

セッション ID として使用されるグローバルまたはフォーム変数またはフォーム コントロール。

構成

名前 説明

[タイトル]

グラフのタイトル。

[クエリ]

実行時にグラフ コントロールを使用するクエリ。利用可能なオプション: [作業キュー クエリ][ジョブ クエリ][システム クエリ]

[グループ化]

選択したフィールドごとにクエリから返された結果をグループ化します。たとえば、一時停止の理由ごとに合計がわかるように、一時停止の理由ごとに結果をグループ化します。

[グループ化] オプションは、クエリを選択した場合にのみ使用できます。[グループ化] リストで使用できるフィールドは、選択したクエリによって異なります。たとえば、ジョブ クエリの場合はジョブ作成者またはジョブの一時停止の理由によるグループ化があり、システム クエリの場合はマシン名または一時停止の理由によるグループ化があります。

折れ線グラフの場合、グループ化リストには、選択したクエリに応じた日時オプションのみが含まれます。

  • 実行時にフォームを表示してジョブ クエリを使用すると、一時停止の理由ごとに返された結果の合計がグラフに表示されます。一時停止の理由は、一時停止されたジョブについてのみ記録されます。

  • 実行時にフォームを表示してシステム クエリを使用すると、一時停止の理由ごとに返された結果の合計と、そのジョブ内のアクティブなアクティビティがグラフに表示されます。マシンによってグループ化した場合は、マシンごとの結果がグラフに表示されます。「一時停止の理由」は、一時停止されたジョブについてのみ記録されます。

[時系列]

選択したクエリと [グループ化] フィールドのデータが収集される時間枠。

[時系列] オプションは、それぞれのクエリの [グループ化] フィールドで次の日時オプションを選択した場合にのみ使用できます。

  • [作業キュー クエリ]: アクティビティの期限と保留時間

  • [ジョブ クエリ]: ジョブの完了時間、ジョブの作成時間、およびジョブの期限

  • [システム クエリ]: アクティビティの期限、保留時間、および完了日 (このオプションは、完了した作業でのみ使用できます)

実行時にフォームを開くと、グラフの [グループ化] フィールドに対応するカウントが表示されます。たとえば、作業キュー クエリに「すべてのアクティビティ」を選択し、「アクティビティの期限」でグループ化すると、実行時に次のデータが表示されます。

[時系列]

説明

[時間]

時間 (0hrs-23hrs) に基づいてデータを取得します。例 3: 時間に基づいて予定されているアクティビティの数を表示するグラフ (円グラフと折れ線グラフ) を参照してください。

[月の日]

月の初日から末日までのデータを取得します。たとえば、月の 23 日または 31 日のデータを表示します。

[年の日]

年の特定の日のみのデータを取得します。たとえば、1 年のうち 235 日目または 325 日目のデータを表示します。

[曜日] (デフォルト)

すべての日のデータを取得します。月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日。たとえば、月曜日または金曜日のデータを表示します。

[年の週]

年の特定の週のデータを取得します。たとえば、第 35 週または第 42 週のデータを表示します。

[月]

月全体のデータを取得します。たとえば、8 月または 9 月のデータを表示します。

[四半期]

四半期のデータを取得します。たとえば、Q1、Q2、Q3、または Q4 のデータを表示します。

[年]

通年のデータを取得します。たとえば、2022 年のデータを表示します。

[セグメント数]

グラフに表示されるセグメント (スライス/バー/列) の最大数。

[更新間隔]

グラフが自動的に更新される間隔。0 という値は、コンテンツが自動的に更新されないことを意味します。

[グラフ タイプ]

グラフのタイプ: 棒、円、縦棒、および折れ線。(デフォルト: 円グラフ)

  • 「内側のパディング」、「凡例の位置」、「凡例の表示」、「ドーナツ型の円グラフを表示」オプションは、円グラフでのみ使用できます。

  • 「ラベルの表示」および「ラベルの長さ」オプションは、棒グラフおよび縦棒グラフでのみ使用できます。

[パディング]

コントロールの周囲のスペース (グラフと凡例)。(デフォルト: 上、下、左、右 0)

[内側のパディング]

凡例以外の内部グラフに適用されるパディングの量。(デフォルト: 5%)

フォームを 7.8 以前のバージョンからインポートまたはアップグレードした場合、内側のパディングのデフォルト値は 5% にリセットされます。

[凡例の位置]

凡例の位置: 上、下、左、および右。

[凡例の表示]

選択すると、グラフの凡例を表示します。(デフォルト: 選択済み)

[ドーナツ型の円グラフを表示]

選択すると、ドーナツ状の穴の空いた円グラフが表示されます。(デフォルト: 選択済み)

[ラベルの表示]

選択すると、グラフのラベル テキストが表示されます。

[ラベルの長さ]

ラベルの長さ。(デフォルト: 20)

次のプロパティを使用して、グラフ コントロールのプロパティを動的に取得または設定できます。グラフ コントロールの [コントロール プロパティの更新] や [同じページ] などのアクションを構成すると、次のプロパティを使用できます。

  • QueryID

  • GroupByField (取得のみ)

  • GroupByWorkTypeField

  • QueryType

  • TotalReturned (取得のみ)

  • ClickedSegmentTitle: グラフ セグメントに表示されるテキストを返します。

  • ClickedSegmentCount: グラフ セグメントに表示される数値を返します。

  • ClickedSegmentValue: グラフ セグメントの [グループ化] フィールドに対応する値を返します。

実行時にフォームを実行すると、構成した内容でコントロールのプロパティが更新されます。たとえば、[コントロール プロパティの更新] アクションの QueryID と GroupByField を動的に更新すると、それに応じてグラフ コントロールのコンテンツが更新されます。例 2: グラフ セグメントのカウント、タイトル、および ID を取得するを参照してください。

Clicked イベントをグラフ コントロールに追加すると、グラフ上にカーソルを置いたときにハンド カーソルが表示されます。グラフをクリックすると、Clicked イベントが発生し、構成されたアクションが実行されます。アクティブ

Clicked イベントが構成されていない場合、カーソルは以下に示すように標準のポインタ矢印のままになります。アクティブ

グラフ コントロールに関する追加情報

TotalAgility を 7.6.0 または以前のバージョンからアップグレードした場合、または 7.6.0 または以前のバージョンからのグラフを含むフォームまたはパッケージをインポートした場合、次のプロパティのデフォルト値は以下に示すようにリセットされます。

プロパティ デフォルト値
[凡例の表示]

選択済み

[ラベルの表示]

選択済み

[ラベルの長さ]

20

[パディング]

  • 円グラフの場合
    • パディング: 0、0、10、0、および凡例の位置: 上部または下部

    • パディング: 0、10、150、10、および凡例の位置: 左または右 (非タッチ フォーム)

    • パディング: 0、10、140、10、および凡例の位置: 左または右 (タッチ フォーム)

他の種類のグラフ (棒および縦棒グラフ) の場合、[パディング] の値はデフォルトで 30、30、30、30 になります。