個人リソースの作成
個人リソースを作成し、そのプロパティを構成する手順は次のとおりです。
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[新規] をクリックします。
に移動し、
または、[新しい個人] をクリックします。
の順に移動し、[新しい個人] ダイアログ ボックスが表示されます。 - 個人リソースのプロパティを構成します。
- [保存] をクリックします
個人リソースのプロパティ
次のタブを使用して、個人リソースのプロパティを構成します。
全般
[フル ネーム] |
リソースの表示名。 |
[ユーザー名] |
リソースのユーザー名。 リソースのユーザー名は 56 文字以内にする必要があります。
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[パスワード] |
リソースがシステムにアクセスするためのパスワード。
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[パスワードの確認] |
パスワードの確認。 |
[電子メール アドレス] |
リソースの電子メール アドレス。リソースに GitHub が構成されている場合は、GitHub 構成で使用されている電子メール アドレスを入力します。 アクティブな電子メール ID なしでリソースを作成する場合に、[システム設定] で 「一意の電子メールの強制」 オプションが選択されていると、エラーが発生します。
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[電話番号] |
リソースの連絡先電話番号。 電話番号は 30 文字以内にする必要があります。
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[カテゴリ] |
リソースが所属するカテゴリ。 デフォルトでは、新しいリソースは作業カテゴリに割り当てられます。 |
[作業カテゴリ] |
リソースが TotalAgility Workspace または TotalAgility Designer のプロセスでアクション (マップを開く、ジョブを作成するなど) を実行するときに表示されるカテゴリ。 デフォルトでは、新しいリソースは作業カテゴリに割り当てられます。 |
[GitHub 作業フォルダ] |
GitHub リポジトリに追加された作業フォルダのリスト。作業フォルダは、必要に応じて設定できます。
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アカウント
[アカウント オプション] | |
[アカウントをロックする] |
選択すると、アカウントがロックされたままになります。 |
[ユーザーは次回のログオン時にパスワードを変更する必要があります] |
選択すると、リソースが次回ログオンしたときにパスワードの変更が必要になります。 この設定は、TotalAgility Designer へのログオン時や、MFP およびモバイル デバイスを使用して TotalAgility にログオンする際には適用されません。 |
[アカウントのアクティブ期間] この項目は任意です。リソースが利用可能な日付範囲。(デフォルト: 指定なし - リソースが常に利用可能であることを意味します。 |
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[有効期間の開始時点] |
リソース アカウントが即座に (今すぐ) または特定の日付から有効になるように設定できます。 |
[有効期間の終了時点] |
リソース アカウントを、指定された日付まで (または期限を定めずに) 有効にできます。 |
組織
[スーパーバイザー] |
この項目は任意です。リソースを管理するスーパーバイザー (個人またはグループ)。 グループか、選択されたリソースよりも管理レベルが高いリソースのみがスーパーバイザーになることができます。 たとえば、管理レベルが 6 のリソースは、管理レベルが 5 のリソースを監督できません。 |
[管理レベル] |
組織内の個人の階層を抽出するためにスーパーバイザーに割り当てられた権限のレベル。(デフォルト: [スーパーバイザーではありません]) 管理レベルの範囲は 1 ~ 10 です。低い値は高い値よりも権限が高いことを示し、1 が最高レベルの権限です。 |
[直接レポート] |
このリソースがスーパーバイザーである場合、このリソースに報告するリソース。 |
メンバーシップ
[ペルソナ] |
リソースの要件に関連するペルソナ。 |
[作業グループ] |
ワーカーがほとんどの作業を行うグループ。リソースが複数のグループに属している場合、作業グループは、リソースが現在作業しているグループを示します。たとえば、リソースは「財務」グループと「管理」グループの両方に属する場合があります。リソースを「管理」グループに割り当てると、そのリソースが現在「管理」グループで作業していることを示します。 |
[関連グループ] |
リソースに関連付けるグループ。 リソースは、さまざまなグループのメンバーになることができます。たとえば、リソースは、「財務」グループと「プロジェクト管理」グループの両方に属することができます。 関連グループのリストを表示できると、リソースを効果的に管理できます。たとえば、リソースを削除または置換する前に、すべてのリソースの関連付けがわかるため、変更の影響を評価し、それに応じて行動できます。 グループを個人に関連付ける方法は次のとおりです。
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詳細
リソースのセキュリティ レベルとスキル レベル、作業割り当てルール、およびリソースに関して発生するコストを構成できます。
[セキュリティとスキル] リソースのセキュリティ レベルとスキル レベル。 |
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[セキュリティ レベル] |
リソースのセキュリティ レベルは、アクティビティへのリソースの割り当てをコントロールするものです。セキュリティ レベルの値の範囲は 1 ~ 10 で、1 が最高レベル、10 が最低レベルのセキュリティです。グループのデフォルトのセキュリティ レベルは 1 です。 また、アクティビティにセキュリティ レベルを設定して、そのアクティビティの作業ができるリソースをコントロールすることもできます。例:
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[スキル レベル] |
チームまたは部門のメンバーのトレーニングと能力の記録を管理することで、リソースの使用を最適化できます。
リソースのスキル レベルは、アクティビティへのリソースの割り当てを、能力レベルに基づいてコントロールするのに役立ちます。 スキル レベルはグローバルであり、すべてのビジネス プロセスで利用できます。 スキル レベルの範囲は 1 ~ 10 で、1 が最高、10 が最低のスキル レベルです。リソースのスキル レベルが高いほど、スキル レベルの値は低くなります。 デフォルトでは、最小スキル レベルは 10 で、最大は 1 に設定されます。リソースの最大および最小スキル レベルを使用して、リソースが実行できるアクティビティを決定します。 TotalAgility で作業を手動で割り当てる場合には、作業を実行するのに必要な能力レベルを備えたリソースのみ選択できます。詳細については、「リソース割り当て」>「リソースの手動割り当て」を参照してください。 作業を自動的に割り当てる場合には、必要なスキル レベルを備えたリソースのみが TotalAgility による割り当ての対象になります。 リソースを利用できるかどうかは、サーバー レベルまたはプロセス レベルのスキル設定に基づいて指定してください。もっとも、スキル レベルに関係なくリソースを選択することもできます。 |
[作業割り当て] |
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[ルール] |
この項目は任意です。ルールで定義された順序に基づいて作業を合理化できるように、リソースに割り当てられた作業割り当てルールです。 作業割り当てルールは、アクティビティ、プロセス、状態、作業タイプ、その他の優先度タイプに基づいてリソースの作業に優先度を付けるのに役立つ具体的なルール条件です。作業に優先度を設定すると、TotalAgility は設定された優先度に基づいて、作業をリソース作業キューに規則的にプッシュします。 作業割り当てルールを個人またはグループに直接割り当てると、選択されたリソース グループが作業グループとなっているすべての個人に対して、そのルールを適用することができます。たとえば、銀行が四半期ごとの報告書をリリースする日に、作業割り当てルールとしてバックルーム スタッフに銀行の報告書を提出するタスクが割り当てられるとします。システムは、アクティビティが保留中状態になると、バックルーム スタッフの作業キューの一番上に報告書の提出タスクを配置し、優先的に処理されるようにします。
リソースに直接割り当てられた作業割り当てルールは、作業グループに割り当てられた作業割り当てルールよりも優先します。リソースに割り当てられた作業割り当てルールがクリアされた場合は、作業グループに割り当てられたルールが使用されます。 |
[コスト] |
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[固定コスト] |
アクティビティの長さとは無関係に発生するリソースのコスト。これはジョブの実際のコストです。 |
[変動コスト] |
このリソースの単位時間あたりのコスト。変動コストを設定するには、値を入力し、測定単位として日、時間、分、秒を選択します。変動コストはジョブに追加されます。 たとえば、修理作業員の出張には 100 ドルの固定料金に加え、1 時間あたり 10 ドルの料金がかかります。修理作業員が問題を解決するのに 3 時間かかる場合、修理のコストは (固定コスト = 100) + (変動コスト = (10 * 3)) = 130 ドルです。 |
方法: 個人リソースの管理