ユーザー セッション
ユーザーには、ユーザー セッション設定を表示または編集するための十分なアクセス許可が必要です。
ユーザー セッション設定は、読み取り専用の権限を持つユーザーに対して編集可能なモードで表示されますが、変更を保存することはできません。
システム
- システム セッション ID
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セキュアな SDK 呼び出しの実行を許可します。TotalAgility のインストールごとに、一意のシステム セッション ID が生成されます。システム セッション ID は、再生成やその値を手動で設定することができます。
「セッション ID の変更」を参照してください。
- 制限ユーザー セッション ID
- デフォルトの制限付きセッション ID を表示したり、新しい制限ユーザー セッション ID を生成したりできます。
ユーザー
- セッション タイムアウト
- システムによりユーザー セッションが自動的に無効化されるまでの時および分単位の時間枠。セッション タイムアウトは、「プロセス セッションのタイムアウト」システム タスクがアクティブで、TotalAgility Core Worker サービスが実行されている場合にのみ有効になります。
- バッチ セッションのタイムアウト
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バッチがタイムアウトするまでの時および分単位の時間枠。この間隔は、ジョブのスキャンと作成、主にスキャンまたは検証アクティビティなどのキャプチャ関連の作業を実行するときに使用します。(デフォルト: 0 時間 30 分)
「バッチ」は、キャプチャ フォームで作業する際に行ったすべてのドキュメント/フォルダ データの変更の一時的なストレージです。これがタイムアウトすると、すべての変更が失われ、最初からやり直す必要が生じる場合があります。「スキャン新規ジョブ作成フォーム」を再度起動するか、スキャン アクティビティまたは検証アクティビティを再度実行する必要があります。
キャプチャ バッチをタイムアウトにする場合は、適切な値を設定するか、システム タスクの「キャプチャ タイムアウトを処理する」を無効にします。
バッチは、セッション タイムアウトとは関係なくタイムアウトします。これは基本的に、ユーザーがキャプチャ アクティビティを完了する必要がある時間を示します。アクティビティの実行中にバッチがタイムアウトした場合でも、取得したアクティビティをキャンセルして、作業キューから再度取得できます。
- タイムアウト警告期間
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ユーザー セッションのタイムアウトを知らせる警告が表示されるまでの期間。(デフォルト: 5 分)
たとえば、システム セッション タイムアウト = 1 時間、バッチ セッション タイムアウト = 30 分、警告セッション タイムアウト = 5 分と設定してキャプチャ アクティビティを実行し、30 分間アイドル状態のままになると、25 分後 (30 分でバッチ セッションがタイムアウトする 5 分前) に警告メッセージが表示されます。
アクティビティ実行フォームでセッションがタイムアウトした際、1 つのセッションがある場合はアクティビティがキャンセルされ、複数のセッションがある場合はアクティビティが実行されたままになります。 - セッション タイムアウト フォーム
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ユーザー セッションがタイムアウトしたことを通知し、再度ログインするためのリンクを提供する TotalAgility のフォーム。
たとえば、ユーザーが「新規ジョブ作成フォーム」フォームを表示しており、セッション タイムアウト メッセージの表示後にアクションを実行しない場合、システム設定で設定したタイミングに基づいて、セッションがタイムアウトするまでメッセージが表示されます。ユーザーがメッセージの [OK] をクリックすると、セッションがリセットされ、ユーザーはフォームで以降のアクションを実行できます。アクションを実行しない場合、セッションはタイムアウトし、ユーザーはセッション タイムアウト フォームにリダイレクトされます。
アクティビティ実行フォームでセッションがタイムアウトした際、1 つのセッションがある場合はアクティビティがキャンセルされ、複数のセッションがある場合はアクティビティが実行されたままになります。 - リソースのアイドル時間枠
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イベントが発生する前に、システムがリソースをアイドル状態にする時間を指定します。たとえば、リソースがアクティビティを拒否してから 2 時間後に、同じアクティビティを再度リソースに提供するイベントを発生させることができます。(デフォルト: 0 時間 0 分)