ファジー検索アクション
検証アクティビティでファジー検索を実行するには、ファジー検索アクションをドキュメント検証フォームに追加します。たとえば、検索テキストとして 9600 を入力すると、フィールドに関係なく、一致するすべてのレコード (一部分または全体) が表示されます。
ファジー検索とは、ファジー データベース (リレーショナル データベースからエクスポートされた単一のテーブルまたはビュー) のパターンにほぼ一致する (ただし完全には一致しない) 文字列を検索する手法です。ファジー データベースは比較的静的です。また、セキュリティ保護されたネットワーク上にあり、すぐには利用できない大規模なリレーショナル データベースから取得した機密データをテーブルまたはビュー形式で格納しています。ファジー インデックスは、あいまい一致の文字列照合をレコード セットまたは特定の列に対して使用することで、テキスト値の高速検索や照合を実現します。
ファジー検索アクションを構成して、データベースの列にフィルタを適用することができます。
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ファジー検索アクションは、ドキュメント検証フォームでのみ使用できます。
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TotalAgility でファジー検索アクションを追加および実行するには、Kofax Search and Matching Server および Transformation Designer でリモートのファジー データベースを構成する必要があります。
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ユーザーは、ファジー検索アクションを使用してファジー検索を実行することができます。ただし、ファジー検索アクションの後に構成されている他のアクションも、ユーザーによるファジー検索の完了を待たずに引き続き実行されます。
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フォーム モデリング バーで、[アクション] をクリックし、[新規] をクリックします。
[新しいアクション] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [タイプ] リストで、[ファジー検索] を選択します。
- デフォルトの [名前] (FuzzySearch1) を意味のある名前に変更します。
- この項目は任意です。アクションの [説明] を入力します。
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[データ ソース] リストで、データ ソースを選択します。
選択したデータ ソースのフィールドのリストが [マッピング] テーブルに表示されます。
[マッピング] テーブルの [値] 列の横に [フィルタ] 列が表示されます。ファジー検索アクションにより行として表示される列ごとにフィルタを構成できます。
データ ソース リストは、Kofax Search and Matching Server および Transformation Designer でデータベースが構成されている場合にのみ表示されます。 - ランタイムに [返すレコードの数] を指定します。(デフォルト: 10)
- デフォルトの検索テキストを使用するには、グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、 をクリックして [デフォルトのテキストを検索] フィールドにカスタム値を入力します。
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[マッピング] テーブルで次の列を構成します。
- 検索で使用する列を選択します。
- フォーム フィールドをデータベース フィールドにマップするには、[値] リストでフィールドを選択します。
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フィルタ可能な列にフィルタを指定するには、[フィルタ] リストでフォーム フィールドを選択するか、 をクリックしてカスタム値を指定します。
複数の列にフィルタ値が含まれる場合もあります (データベースの構成で許可されている場合)。
ランタイムに、選択したレコードがこれらのフォーム フィールドに表示されます。
- このアクションをトリガーするため、アクションにコントロールを関連付けます。フォーム コントロール イベント用のアクションの構成を参照してください。または、フォーム イベントに対してこのアクションを呼び出すには、アクションをフォームに関連付けます。フォームへのアクションの関連付けを参照してください。
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[表示] タブをクリックして、次のプロパティを構成します。
[幅モード] 幅モードは [固定] または [パーセント] になります。(デフォルト: パーセント)
[ダイアログの幅] ポップアップ ウィンドウの幅 (デフォルト: 75% (固定モードでは 667 ピクセル))
[ダイアログの高さ] ポップアップ ウィンドウの高さ (デフォルト: 450 px)
[結果列] ファジー データベースの構成に基づいて結果をテーブルに表示します。
デフォルトでは、(ランタイムに) すべての列が表示用に選択されます。
列の表示名と幅を構成するには、次の手順を実行します。
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列を選択して をクリックします。
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ランタイムに列を非表示にする場合は、[表示] をオフにします。
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[表示名] をわかりやすい名前に変更します。
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[幅] リストで、列の幅を選択します。(デフォルト: 20% (固定モードでは 100 ピクセル))
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[OK] をクリックします。
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検索クエリに論理的な順序を使用するため、 をクリックして列の順序を変更します。
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[追加] をクリックします。
新たに作成されたアクションがテーブルに追加されます。