ビジネス ルールでのエラー コードの使用

エラー コードをビジネス ルール内で使用すると、出力を翻訳できます。エラー メッセージは、ビジネス ルールが親マップから呼び出された場合にのみ表示されます。

ビジネス ルールの出力が特定のエラー コードに設定されていない場合や、無効なエラー コードに設定されている場合、メッセージ「エラーが見つかりません」が表示されます。

ビジネス ルールの評価が完了すると、ロケールに基づいて、ローカライズされたエラー コード メッセージが自動的に表示されます (構成されている場合)。フォームの場合、メッセージはブラウザのロケールに基づいて表示されます。プロセスの場合、メッセージは Core Worker のロケールに基づいて表示されます。

ビジネス ルールでエラー コードを使用するには、次の手順を使用します。

  1. 必要なエラー コードが利用可能であることを確認します。

  2. ビジネス ルールを作成します。

  3. 文字列変数を作成します。

  4. 式アクティビティを追加します。

文字列変数の作成

出力変数が [文字列] に設定されている場合は、エラー コードまたはエラー コード メッセージを設定できます。

  1. [新しい変数] をクリックします。

    [新しい変数] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 変数の一意の [名前] を入力します。

    デフォルトでは、変数の名前は変数の ID になります。ただし、必要に応じて ID を変更できます。

  3. [タイプ] リストで [文字列] を選択します。(デフォルト: 文字列)
  4. 変数を出力として設定するには、[出力] を選択し、値を指定します。
  5. [値] には [エラー コード] または [エラー コード メッセージ] を選択します (デフォルト: 固定)。
  6. [更に追加] をクリックして、[新しい変数] ダイアログ ボックスから移動することなく必要な数だけ変数を追加します。または、[追加して閉じる] をクリックして、変数を 1 つ追加し、ダイアログ ボックスを閉じます。

式アクティビティの追加

式アクティビティを構成して、データに対して操作を実行するためのルールを定義します。

  1. マップに [アクティビティの追加] を行います。

    デフォルトでは、アクティビティの [プロパティ] パネルで [構成] タブが開きます。

  2. アクティビティのデフォルトの [名前] を意味のある名前に変更します。
  3. [タイプ] リストで、[一般] > [式] を選択します。
  4. [構成] をクリックします。

    [式] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. [目標変数] リストで、エラー コードまたはエラー コード メッセージを保持するために作成した変数を選択します。
  6. オプション。式ノードの[説明]を入力します。
  7. ルール エディタを右クリックし、エラー コードを使用して [式] を定義します。
  8. 式を確認するには、[確認] をクリックします。

    式ルールが無効な場合、エラー メッセージ「エラーが見つかりません」が表示されます。

  9. オプション。結果と形式が期待どおりであることを確認するには、[テスト] をクリックします。

    [式をテスト] ダイアログ ボックスに変数値が表示されます。

  10. [テストの実行] をクリックします。

    式が実行され、表示されたテスト結果にエラー コード メッセージが示されます。必要に応じて、変数値を変更し、式を再テストできます。

  11. [追加] をクリックします。
  12. プロセス マップを保存またはリリースします。