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スキャン アクティビティの構成

スキャン アクティビティを構成するには、次の手順を実行します。

  1. マップにアクティビティの追加をします。

    デフォルトでは、アクティビティの [プロパティ] パネルで [構成] タブが開きます。

  2. アクティビティのデフォルトの [名前] を意味のある名前に変更します。
  3. [タイプ] リストで、[キャプチャ] > [スキャン] を選択します。
  4. [キャプチャ] で、次のオプションのいずれかを選択して、スキャン時にイメージを追加する方法を指定します。

    オプション 説明

    [新しいドキュメントの作成]

    スキャンしたイメージの新しいドキュメントを作成します。[新しいドキュメント] フィールドでドキュメント変数を選択します。

    cSF クライアントではこのオプションがサポートされません。

    [既存のフォルダに新しいドキュメントを追加]

    スキャンしたイメージを新しいドキュメントとして既存のフォルダに追加します。

    1. [ターゲット フォルダ] フィールドでフォルダ変数を選択します。
    2. [新しいドキュメント] フィールドでドキュメント変数を選択します。

    ドキュメント変数またはフォルダ変数をこのアクティビティへの入力または出力として設定することはできません。ただし、ドキュメント変数またはフォルダ変数のフィールドをこのアクティビティへの入力または出力として設定することはできます。

    アクティビティの入力と出力変数の構成を参照してください。

    [既存のドキュメントにページを追加]

    スキャンしたイメージを既存のドキュメントにページとして追加します。[ターゲット ドキュメント] フィールドでドキュメント変数を選択します。

    [既存のフォルダにドキュメント/ページを追加]

    スキャンしたイメージを既存のフォルダにドキュメントまたはページとして追加します。

    1. [ターゲット フォルダ] フィールドでフォルダ変数を選択します。

    2. ドキュメントをフォルダにスキャンするには、[分割プロファイル] を選択します。分割プロファイルを参照してください。

    [新しいフォルダの作成とドキュメントの追加]

    新しいフォルダを作成して、ドキュメントを追加します。

    1. [新しいフォルダ] フィールドでフォルダ変数を選択します。
    2. ドキュメントをフォルダにスキャンするには、[分割プロファイル] を選択します。

    [新しいサブフォルダの作成とドキュメントの追加]

    サブフォルダを作成して、ドキュメントを追加します。

    1. [ターゲット フォルダ] フィールドで変数を選択して、サブフォルダを作成するフォルダを指定します。
    2. [新しいフォルダ] フィールドでフォルダ変数を選択します。
    3. ドキュメントをフォルダにスキャンするには、[分割プロファイル] を選択します。

  5. 次のスキャン設定を構成します。

    [スキャン/VRS プロファイル]

    デフォルトでは、システムはデフォルト プロファイルを使用します。別のスキャン/VRS プロファイルを追加するには:

    1. [追加] をクリックします。[スキャン/VRS プロファイルの追加] ウィンドウが開きます。
    2. プロファイルを選択し、[完了] をクリックします。
    3. システムは最初のプロファイルをデフォルト プロファイルとして使用します。プロファイルを並べ替えるには、 を使用します。

    詳細については、スキャン/VRS プロファイルの作成を参照してください。

    [スキャンされたイメージ]

    [プロセスから設定を継承]: スキャンされたイメージのプロセスから設定を継承できます。つまり、イメージはプロセスからページ レンディションを継承します。アクティビティのレンディション フィールドは使用できなくなります。

    [プロセスから設定を継承] 設定がクリアされている場合、入力イメージをページ レンディションとして保存するかどうかを指定できます。

    入力イメージをページ レンディションとして保存するには、[レンディションとして保存] を選択し、[ページ レンディション] リストでページ レンディションを選択します。

  6. 次のスキャン オペレータ設定を構成します。

    [分類]

    [オペレータにドキュメントの分類を許可する]: スキャン オペレータがドキュメントを分類できるようにします。

    デフォルトでは、分類グループはプロセスから継承されます。このアクティビティに固有の分類グループを選択し、プロセスから継承しないようにするには、次の手順を実行します。

    1. [プロセスから分類グループを継承] をクリアします。

    2. [分類グループ] リストで、分類グループを選択します。

    アクティビティに特定の分類グループを選択しないか、プロセスから継承しない場合、またはプロセスから分類グループを継承することを選択し、プロセス レベルで分類グループを関連付けていない場合、次のメッセージが表示されます。「プロセスは保存できますが、構成が完了するまでリリースできません。」

    [ページ レンディション]

    デフォルトでは、ページ レンディションはシステムから継承され、アクティビティのレンディションは使用できなくなります。別のイメージをデフォルトのページ レンディションとして表示するには、次の手順を実行します。

    1. [システムから設定を継承] をクリアします。

    2. [デフォルトの表示イメージ] リストで、デフォルト イメージとして表示する別のイメージを選択します。

    [再スキャン]
    • [再スキャン時に次の拒否されたページ/ドキュメントに自動的に移動する]: 選択すると、再スキャン時に次の拒否されたページまたはドキュメントに自動的にナビゲートされます。
    • [拒否されたページ/ドキュメントがない場合のみ完了]: 選択すると、再スキャンで拒否されたページまたはドキュメントが見つからないときにアクティビティを完了します。

    [インポートされたドキュメント]

    デフォルトでは、アクティビティはインポートされたドキュメントのプロセスから設定を継承します。

    このアクティビティに固有のプロセスから継承しない設定を指定するには、[プロセスから設定を継承] をクリアします。次の 2 つの設定を使用できます。

    • [マージ/分割/削除]: 選択すると、ドキュメントのマージや分割およびページの削除が可能になります。
    • [回転/並べ替え]: 選択すると、イメージの回転とページの並べ替えが可能になります。
    インポートされたものの、スキャンされていないドキュメントの元のコピーを保持するには、これらのオプションをオフにします。

    [スキャン イベント後]

    イメージのスキャンが完了した後に発生するイベント。

    次のキャプチャ アクティビティの事前条件として、同じイベントを設定する必要があります。

    [MFP の準備完了]

    アクティビティを MFP (Multi-Function Peripheral) 対応にすることができます。利用可能なオプション:

    • [いいえ] (デフォルト): MFP デバイスではこのアクティビティを完了できません。
    • [MFP に対応]: MFP デバイスとデスクトップでアクティビティを完了できるようにします。
    • [MFP のみ]: MFP デバイスでのみアクティビティを完了できるようにします。
    • [MFP のみ - パスワードは必要ありません]: MFP オペレータがパスワードを指定せずに MFP でアクティビティを実行できるようにします。この設定は、HP、MFP Emulator、および Lexmark eSF デバイスで使用できます。

  7. プロセス マップを [保存] します。

    実行時に、スキャン アクティビティを実行すると、[生成されたスキャン - 新しいアクティビティ] フォームが表示されます。システムは、構成された設定に応じてスキャン操作を実行します。

    以下を行う場合: システムは次のことを行います。
    ターゲット フォルダのインスタンス ID を設定し、新しいドキュメント インスタンス ID を無視する 新しいドキュメントをスキャンし、ターゲット フォルダに保存されている新しいインスタンス ID でドキュメント変数を更新します。
    ターゲット フォルダのインスタンス ID を設定するものの、新しいドキュメントをマップしない 複数のドキュメントをスキャンし、ターゲット フォルダに保存します。
    ターゲット フォルダのインスタンス ID を設定せず、ドキュメント変数またはフォルダ変数のいずれかをマップする ターゲット フォルダに有効なインスタンス ID がないため、ドキュメントまたはフォルダのスキャンに失敗します。
    ターゲット ドキュメントのインスタンス ID を設定するものの、ドキュメントまたはフォルダのインスタンス ID は設定しない ターゲット ドキュメントにページを追加します。
    ターゲット ドキュメントのインスタンス ID を設定しない ターゲットに有効なインスタンス ID が必要であるため、ドキュメントのスキャンに失敗します。
    インスタンス ID なしでターゲット フォルダをマップし、フォルダ変数をマップする ターゲット フォルダにサブフォルダを作成し、フォルダ変数を新しいインスタンス ID で更新します。スキャンしたドキュメントはサブフォルダに保存されます。
    ターゲット フォルダまたはドキュメントをマップせず、新しいドキュメントをマップする スキャンしたドキュメントをデフォルトのフォルダ タイプの新しいフォルダに保存し、ドキュメント変数をインスタンス ID で更新します。
    ターゲット フォルダまたはドキュメントをマップせず、新しいフォルダをマップする 指定したタイプの新しいフォルダに複数のドキュメントをスキャンし、フォルダ変数をインスタンス ID で更新します。
    ターゲット フォルダまたはドキュメントをマップせず、新しいドキュメントまたはフォルダをマップしない スキャン アクティビティを続行できません。

  8. このアクティビティの他のプロパティを構成します。「アクティビティ プロパティ」を参照してください。