チェックリスト項目

チェックリストを使うと、プロセスの各ステップで経験の浅いユーザーをガイドできます。

ジョブの段階を表示するには、チェックリストからの出力を使用します。たとえば、顧客がオンラインでクレジット カードを申請し、名前、住所、雇用主の名前、年収の情報を提供するとします。銀行はその詳細を確認し、与信限度を決定します。銀行は確認チェックリストを使用してプロセスを追跡できます。プロセスは以下のサンプル マップに示したとおりです。

  • 顧客詳細の確認: このアクティビティでは、チェックリストは出力変数であり、銀行員が詳細を確認し、チェックリストを完成させます。TotalAgility により、ジョブの状態が確認準備完了に設定され、ジョブが「顧客詳細のレビュー」アクティビティに渡されます。

  • 顧客詳細のレビュー: このアクティビティでは、チェックリストが入力および出力変数として設定されています。この段階では、2 列から成るチェックリストが表示されます。銀行員が記入した最初の列は読み取り専用です。2 列目は編集可能で、詳細をレビューする銀行の支店長が記入します。

  • 与信限度の決定: 銀行の支店長がチェックリストに記入した後、詳細が承認された場合、ジョブがこのアクティビティに渡されます。

  • 顧客への通知: 詳細が正しくない場合、ジョブがこのアクティビティに渡されます。クレジット カードは発行されません。

  • クレジットカードの発行: このアクティビティでは、銀行がクレジット カードを発行します。



チェックリストを作成します。

チェックリストの作成には次の手順が含まれます。

  1. チェックリスト項目の作成
  2. 1 つ以上のチェックリスト項目をグループ化できるチェックリスト テンプレートの作成

チェックリストをレビューできるようにするには、[確認準備完了] ノードを使用します。

詳細については、「確認準備完了アクティビティ構成する」を参照してください。

チェックリストには 3 つの状態があります。チェックリストが編集可能かどうかと、チェックリストに 2 番目のデータ列が含まれるかどうかは、この状態によって決まります。

  • 読み取り専用: チェックリストは、アクティビティへの入力としてのみ設定されます。

  • 読み取り/書き込み: 編集可能なチェックリストが、アクティビティの出力になります。

  • レビュー: [確認準備完了] ノードにより、チェックリストがレビュー対象としてマークされます。チェックリストの最初の列は読み取り専用です。2 番目の列は編集可能です。

実行時には、チェックリストに定義された回答に対してコメントを入力できるほか、1 つの回答を選択してすべての質問に対して一度に適用することもできます。

アクティビティを進行する前に、チェックリストを照会して、すべての項目が完了しているかどうかを確認できます。

方法: