ビジネス ルール アクション
ボタン、テキスト ボックス、チェック ボックス、ドロップダウン リストなどのフォーム コントロールに対し、ビジネス ルール アクションを使用します。
ランタイムにユーザーが構成済みのコントロールをクリックするとビジネス ルール アクションが呼び出されます。
- ビジネス ルール アクションは、ビジネス ルールが定義されたフォームに対してのみ作成してください。「ビジネス ルールの作成」を参照してください。
- ビジネス ルールは、プロセス マップの条件分岐に似ています。ただし、ビジネス ルールはグローバル レベルで作成され、同じビジネス ルールを再モデリングせずに異なるプロセスで使用できるという点が条件分岐とは異なります。
例
CreditCheck ビジネス ルールを次のように定義します。
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ローン金額が 15,000 ドル以下の場合、ローン申請に承認は必要ない。
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ローン額が 15,000 ドルを超える場合、または 35,000 ドル以下の場合、銀行の承認担当者による承認が必要。
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または、ローン金額が 35,000 ドルを超える場合は、銀行支店長による承認が必要。
このビジネス ルールを、ローン申請フォームの送信ボタンに適用します。
ユーザーがローン詳細の入力後に送信ボタンをクリックすると、要求されたローン金額に基づいて、フォームが担当者にリダイレクトされます。
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フォーム モデリング バーで、[アクション] をクリックし、[新規] をクリックします。
[新しいアクション] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [タイプ] リストで、[ビジネス ルール] を選択します。
- デフォルトの [名前] (BusinessRule1) を意味のある名前に変更します。
- この項目は任意です。アクションの [説明] を入力します。
- この項目は任意です。[複数言語] を選択して、言語ごとに固有のアクションを個別に構成します。複数言語の設定アクションを参照してください。
- [ビジネス ルール] リストで、コントロールのクリック時に呼び出すビジネス ルールを選択します。
- 動的または静的な値を使用して [ルール入力] をマップし、動的な値を使用して [ルール出力] をマップします。
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[追加] をクリックします。
新たに作成されたアクションが [アクション] リストに表示されます。
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このアクションをトリガーするため、アクションにコントロールを関連付けます。フォーム コントロール イベント用のアクションの構成を参照してください。または、フォーム イベントに対してこのアクションを呼び出すには、アクションをフォームに関連付けます。フォームへのアクションの関連付けを参照してください。
ランタイムにこのアクションがトリガーされると、ルールの条件を満たす結果に基づいて分岐条件が自動生成されます。