JSON 式変数の作成
JSON 文字列から必要なデータを取得するには、JSON 式変数を使用します。
データを取得するには、任意の JSON 文字列を指定し、式テキスト (JSON パス) ごとに JSON 値を取得します。JSON を処理するには、XML の XPath と同様に、JSON パスが必要になります。
ソース JSON としてデータ オブジェクト変数を選択できます。また、式テキストを入力として使用し、データ型を出力として返すことで、データ オブジェクト変数内の特定のフィールドの値を取得することもできます。
ノードおよびJSON パス内の隣接ノードとのノードの接続を表すために、JSON パスでは特別な表記法が使用されます。表記には、ドット ($.name) と括弧 ($['name'] または [name]) の 2 つのスタイルがあります。ドル記号 ($) はルート メンバー オブジェクトを表します。
- 変数を作成するプロセス マップを開きます。
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プロセス モデリング バーで、[変数] をクリックし、[新規] をクリックします。
[新しい変数] ダイアログ ボックスが表示されます。
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変数の一意の [名前] を入力します。
デフォルトでは、変数の名前は変数の ID になります。ただし、必要に応じて ID を変更できます。
- [タイプ] リストで、[JSON 式] を選択します。(デフォルト: 文字列)
- この項目は任意です。プロセス初期化のために変数を使用するには、[初期化] を選択します。
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[式テキスト] フィールドに、$.person.name や $['person']['age'] のような JSON 文字列を入力します。
実行時に、データはそれぞれ John または 25 として取得されます。
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JSON 変数で使用するソースを指定するには、[ソース JSON] フィールドでプロセスまた変数は文字列変数を選択します。
たとえば、{ "person" : { "name" : "John" , "age" : 25 , "city" : "New York" }, "company" : "kofax" } のように文字列変数を使用します。JSON 式のソース変数をアクティビティへの出力として設定できます。ソース JSON 変数が JSON 式変数で使用されている場合、削除することはできません。
- [戻りデータ型] リストで、次の形式のいずれかを使用できる JSON 式の返されるタイプを選択します。ブール値 (デフォルト)、バイト、通貨、日付、小数、Double、Float、Long、Short、または 文字列。
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[追加して閉じる] をクリックします。
[新しい変数] ダイアログ ボックスが閉じます。
- プロセスを保存します。