ケースの定義
ケースの定義は複雑なワークフローであり、ユーザーとの対話が必要になることがあります。このワークフローには、決定ポイント、埋め込みプロセス、およびフラグメントを含めることができます。
ケースの定義には、複数の部門で実行され、複数の情報源を使用する、いくつかの複雑なプロセスを含めることができます。たとえば、異議申し立てケースの処理は、異議申し立ての登録、法廷セッションの設定、カルテの確認、異議申し立てのクリアランスなど、幅広いドキュメントやフォーム、多数のプロセスで構成できます。これらのビジネス プロセスは互いに独立して実行できますが、関連先は 1 つのケース (異議申し立て) です。
ケース プロセスには、ケース全体をサポートするために使用される基本ケース プロセスと、いくつかの標準のプロセスまたはフラグメントを含めることができます。これらはすべて、ケース固有の情報を収集および共有するためにリンクされています。
標準のプロセスとフラグメントをケースに関連付けて、通過ポイントやロールなどのすべてのケース固有のデータへのアクセスを許可することができます。
ケース マップには、以下を設定して使用することができます。
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通過ポイントの日付または主要なターゲット日。異議申し立てケースの最初の登録日から 14 日以内のヒアリング日などです。
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プロセス内のアクティビティを完了するためのロール (リソース)。異議申し立てケース フラグメント内の異議申し立て担当者や法定代理人などです。
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ケース固有の情報を格納する変数。この情報は、ケースに関連付けられた標準のビジネス プロセスを含むすべてのフラグメントで、簡単にアクセスおよび利用できます。
フラグメント
ケース フラグメントとは、ケース プロセス内で開始および使用され、他のプロセスまたはケースからは使用できないサブプロセスのことです。たとえば、患者はケース プロセスとして表され、診断はケース フラグメントと見なされます。患者が検査を受けると診断ケース フラグメントは完了しますが、ケース プロセスは患者が退院するときに完了します。
- ケース フラグメントはプロセスと同様に、ノード、データ、SLA、リソースなど、標準のプロセスのすべての属性を保持しています。ただし、フラグメントはそれが作成されたケースに依存し、他のプロセスまたはケースで再利用することはできません。
- ケース フラグメントは、呼び出し元のケースのプロパティを継承します。
- ケース フラグメントは、変数や通過ポイントなどのケース要素に直接アクセスできます。
プロセスとフラグメントの比較の詳細については、『Kofax TotalAgility ベスト プラクティス ガイド』の「フラグメントとプロセスの比較」を参照してください。
プロセスとケースの比較
標準のプロセスとケースには、いくつかの重要な類似点と相違点があります。
- 実行時にケースをインスタンス化したものが、ケース フラグメントです。これは、ジョブと標準のビジネス プロセスの関係に似ています。
- 標準のビジネス プロセス (プロセス マップに基づく) は、一連のステップを、特定の固定された順序で開始から終了まで実行します。
- ケースには、実現ノルマの一般的なフローを示す基本プロセスがありますが、そのとおりに開始から終了まで実行されるとは限りません。基本プロセスは、プロセス マップでなく、ケース ID を介してケース情報に関連付けられています。
- フラグメントは、ケースのライフタイム内の任意の時点で開始できるため、プロセス内の特定の開始点またはプロセス マップに関連付けられません。
ケースとプロセスの比較の詳細については、『Kofax TotalAgility ベスト プラクティス ガイド』の「ケースとプロセスの比較」を参照してください。
方法: