ドキュメント セットは、個別に管理するか、単一のエンティティとして管理することができる関連ドキュメントのグループです。ドキュメント セットは、プロセス、ケースの定義、およびケース フラグメント内で構成できます。

ドキュメント セットを使用すると、ドキュメントを追加し、ドキュメント ルールをドキュメント セットに定義して、ドキュメント セットが有効かどうかを判断できます。たとえば、すべてのドキュメント要件が満たされるまで、承認申請を送信することはできません。

ドキュメント セット ルールは、プロセスを完了するために必要なドキュメントのステータスを完全に可視化します。たとえば、ドキュメント セット ルールを使用して、タイプ A のドキュメント 1 とタイプ B のドキュメント 2 を受領するまで、特定の段階でプロセスを停止することができます。

ドキュメント セットがオンになっている場合は、決定、アクティビティ、および終了条件を構成するときに、ドキュメント セットのプロパティ (読み取り専用) を使用できます。変数セレクタ内で、ドキュメント セットの [有効] (ブール)、[コメント] (文字列)、および [数] プロパティを使用できます。ケースの定義内でドキュメント セットがオンになっている場合は、ケース フラグメント (ケース ドキュメント セット) の決定内でドキュメント セットのプロパティにアクセスできます。たとえば、決定内で [有効] プロパティを使用したり、顧客に追加のドキュメントを要求する手動アクティビティへの入力として [コメント] プロパティを使用したりできます。

TotalAgility を 7.8.0 からアップグレードする場合、またはドキュメント セットを使用するプロセスをインポートする場合 (TotalAgility 7.8.0 7.8.0 から):

• プロセスにサポートされていないノードが含まれているため、サポートされていないノードが削除されるまでプロセスを保存/解放できないことを示すメッセージが表示されます。
• これらのノードを含むプロセスを実行すると、プロセスが失敗します。
• ドキュメント タイプのルールおよびアクティビティ内で使用されるドキュメント セット フィールドは、設計時および実行時には機能しません。

方法: ドキュメント タイプの追加