ブランチ選択の方針
Git リポジトリを使用してファイルや設定を管理する場合は、さまざまな方法を使用できます。次のトピックに示す戦略と推奨事項に従うことをお勧めします。
推奨ブランチ戦略
この戦略に従って、マスター (本番) ブランチの先頭には、本番環境で実行されている現在のバージョンが常に含まれています。開発用などの別のブランチをマスター (本番) ブランチに新しく追加して、開発用 Management Console と新規作成した開発用ブランチを同期することができます。
次の図は、推奨の最小限のブランチ戦略と設定を示しています。青と緑の円は、それぞれ開発ブランチと本番ブランチの現在のバージョンを含む Git ヘッドです。
推奨 1: 本番環境では常にマスター ブランチを使用します。
推奨 2: マスター ブランチに結合する場合は、--no-ff フラグを使用します。このフラグを使用すると、現在のヘッドがマージしているコミット以前の変更であることが検出された場合に、Git が「早送り」方式で実行されないように防止されます。マージの正確な日付と時刻を追跡するように、本番ブランチ上のマージ コミットを設定すると便利です。
上記の戦略の詳細については、「成功する Git ブランチモデル」を参照してください。
その他のブランチ戦略
さらに複雑な設定が必要な場合は、前のトピックで示した最小限のブランチ戦略を拡張して、開発、テスト、本番の 3 つのブランチを持つ大規模な設定に対応させることができます。
この設定では、開発、テスト、および本番の 3 つの Management Console が、Synchronizer を介して Git リポジトリ内の 3 つのブランチと同期しています。