数値を書式設定
このデータ コンバータは番号の書式を再設定します。入力するテキストを、標準的な番号書式、たとえば、"12378.64" のような形式にする必要があります。
注意: 番号の書式を標準的な番号書式に変換する必要がある場合は、数値を抽出データ コンバータを使用します。
プロパティ
「数値を書式設定」データ コンバータは、次のプロパティを使用して設定できます。
- フォーマット パターン
-
番号書式を指定するパターンを含みます。デフォルトパターンの 1 つを使用するか、以下に示すパターン指定の詳細を参照してください。
- 小数点の記号
-
番号に使用する小数点記号、すなわち、'.' または ',' のような、番号の整数部分と小数部分の間の区切り記号類です。
- 桁区切り記号
-
番号に使用する千の桁記号、すなわち、',' またはスペースのような、番号の整数部分にある千単位の区切り記号類です。
- マイナス記号
-
番号のマイナス記号 (通常は "-") として使用する文字を含みます。
- 説明
-
データ コンバータのリストに表示する説明を入力します。説明に入力がない場合、説明のないコンバータが生成されます。
書式パターンを指定
書式パターンは、番号書式を指定する非常にフレキシブルな方法を提供します。ただし、パターンを指定するためのルールは理解しにくいこともあるため、必要なフォーマットに最適なデフォルトのパターンを見つけて、そのパターンを変更して試してみることをお勧めします。
次の特殊文字をパターンに使用できます。
特殊文字 |
説明 |
---|---|
0 |
数字。 |
# |
ゼロ以外の数字が表示される。 |
. |
小数点記号、すなわち小数点記号フィールドで指定される文字。 |
, |
千の桁記号、すなわち千の桁記号フィールドで指定される文字。 |
- |
マイナス記号、すなわちマイナス記号フィールドで指定される文字。 |
E |
科学的な表記法では、対数と指数を区別する。 |
パターンでは、「小数点の記号」フィールドに何が入力されているかにかかわらず、常に '.' の文字が小数点記号を選択するために使用されます。番号の書式を変更すると、'.' の文字が小数点記号フィールドの文字に置き換えられます。同じことが千の桁記号とマイナス記号に当てはまります。
正の数と負の数に対して別々のパターンを指定することができます。セミコロン (';') で区切られた 2 つのパターンを指定することにより行います。たとえば、マイナス記号の文字を負の数の前に置くデフォルトではなく、負の数を括弧で囲む必要がある場合は、"#,##0.00;(#,##0.00)" というパターンを使用することができます。