ロボット ファイル システム
このセクションは、次のロールを持つユーザーが利用できます: 管理者、閲覧者、プロジェクト管理者、および RoboServer。
[ロボット ファイル システム] セクションには、ロボットが使用または提供するデータの共有および保存用に設定されたファイル システムのリストが表示されます。新たにファイル システムの設定を追加するには、必要な資格情報を提供し、そのファイル システムにアクセスできるロボットとユーザーのリストを定義します。
ファイル システムは、ローカルの Windows フォルダ、Windows ファイル共有、SFTP、および FTP サーバーにすることができます。FTP の場合、FTPS がサポートされています。ロボット ファイル システムにアップロードできるファイルの最大サイズは 100 MB です。
ロボット ファイル システムのサーバーを構成する方法に関する詳細については、『Kofax RPA 管理者ガイド』の「ロボット ファイル システム サーバーのセットアップ」を参照してください。また、このガイドには、一般的な設定と使用手順の例が含まれています。
デフォルトでは、admin、RPA Administrator、Project Administrator のロールを持つユーザーのみがロボット ファイル システムを管理できます。ユーザー ロールの詳細については、ユーザーおよびグループを参照してください。
[ロボット ファイル システム] セクションの上部にある [プロジェクト] ドロップダウン リストで、表示するファイル システムを含むプロジェクトを選択できます。次のように、各設定ファイル システムに関する情報の表示方法を変更できます。
- [フィルタ] テキスト フィールドにフィルタを適用して、テーブル内のファイル システムのリストをフィルタリングすることができます。詳細については、フィルタリングを参照してください。
- 右側の
メニュー アイコンを使用して、ファイル システムに表示するテーブル列を選択します。
- 右側の
更新アイコンをクリックして、表示された情報を更新します。
- 右側の
リセット アイコンをクリックして、カスタム列の設定をリセットします。
- ページごとに表示するアイテムの数を選択し、右下隅のナビゲーション メニューを使用してページ間を移動します。
デフォルトでは、設定したファイル システムごとに次の情報が表示されます。
列 | 説明 |
---|---|
[名前] | ロボット データの保存および共有用に設定されたファイル システムの名前。 |
[プロジェクト名] | ファイル システムが関連付けられたプロジェクト。 |
[パス] | ファイル システムへのパス。 |
[ユーザー名] | ファイル システムにアクセスできるユーザー。 |
[プロジェクト範囲] | 選択されている場合、このファイル システムはプロジェクトのすべてのロボットからアクセスできます。選択されていない場合、ファイル システムは設定で選択された特定のロボットのみからアクセスできます。 |
オプションの列 | |
[ID] | ロボット データの保存および共有用に設定されたファイル システムの ID。 |
新しいロボット ファイル システムの設定
- 新しいファイル システムを追加するには、左上隅の + 記号をクリックします。
複数の新しいタブが開きます。
- [一般情報] タブで、次の情報を指定します。
-
[プロジェクト]: ファイル システムを含めるプロジェクトを指定します。
-
[プロジェクト範囲]: このオプションを選択すると、プロジェクトのすべてのロボットがファイル システムにアクセスできるようになります。または、ステップ 3 に示すように、特定のロボットのみがファイル システムにアクセスできるようにすることもできます。
-
[ファイル システム名]: 新しいファイル システム設定の名前を入力します。
例: RFS1
-
[パス]: ファイル システムのパスを指定します。
-
Windows では、パスは次のようになります。
Folder\Subfolder1\Subfolder2
-
Windows ファイル共有では、パスは次のようになります。
\\WindowsServer\FileShareFolder
ファイル共有は [名前] フィールドに指定されたロボット ファイル システムにマップされます。サブフォルダは使用できません。
-
SFTP、FTP、または FTPSサーバーの場合、パスはそれぞれ sftp://、ftp://、または ftps:// で始まり 、次のようにする必要があります。
sftp://website.com:9551/guest
-
-
[ユーザー名] と [パスワード]: ファイル システムにアクセスするための資格情報を入力します。
Windows ユーザー名は username@domain の形式に適合している必要があります。
クレデンシャルは、ロボットにファイル システムに対する書き込みまたは読み取りを許可する保護されたサービスでのみ使用されます。
-
変更を保存します。
-
-
プロジェクト内の特定のロボットからファイル システムにアクセスできるようにするには、名前でマッピングするか、ロボットへのアクセス トークンを追加します。この方法はロボット名が変わらない限り機能します。
をクリックして作業中のファイル システムのコンテキスト メニューを開き、[編集] をクリックします。
-
ロボットの現在および将来のすべてのバージョンがファイル システムにアクセスできるようにするにはロボット名を使用します。
[ロボット マッピング] タブで、ファイル システムへのアクセス権を持つロボットを選択します。このタブに表示されるようにするには、ロボットを Management Console と同期する必要があります。変更を保存します。
-
現在のバージョンのロボットのみがファイル システムにアクセスできるようにし、ロボットに対する変更がファイル システムに書き込まれないようにするには、ロボット アクセス トークンを使用します。トークンは特定バージョンのロボットに対応するため、ロボットに変更があると、ファイル システムへの変更はできなくなります。
-
Management Console のナビゲーション メニューの [ロボット] セクションで、
をクリックして必要なロボットのコンテキスト メニューを開き、[リソース アクセス トークンを取得] をクリックします。
新しいダイアログ ボックスが表示されます。
-
トークンをコピーしてダイアログ ボックスを閉じます。
-
[ロボット ファイル システム] セクションに戻り、ファイル システムをクリックして編集し、[認証されたアクセス トークン] タブで、コピーしたアクセス トークンを追加します。
- 変更を保存します。
-
-
-
さらに、ファイル システムに対して許可されている Design Studio インスタンスを設定することができるため、ユーザーはファイル システムの読み取りや書き込みを行うようにロボットを設計することができます。
特定の Design Studio インスタンスがファイル システムにアクセスできるようにするには、[認証されたアクセス トークン] タブで、そのインスタンスにアクセス トークンを追加します。
トークンは、Design Studio 内の
ウィンドウからコピーし、管理者と共有する必要があります。 -
変更を保存します。
ファイル システムを削除するには、テーブルでファイル システムを選択し、左上隅の ごみ箱アイコンをクリックします。削除を確認するためのダイアログが表示されます。