RoboServer の設定

RoboServer の設定は、RoboServer 設定アプリケーションで行うことができます。RoboServer 設定は、Windows のスタート メニューから起動できます。RoboServer 設定の詳細については、『管理者ガイド』の「RoboServer 設定「」」を参照してください。

このアプリケーションを使用すると、次の各項目を設定できます。

  • 全般: ソケット サービス オプション、admin スーパーユーザー名とパスワードを含む Management Console 接続オプション、RoboServer ホスト設定、ライセンス ユニットの数、および詳細オプション。
  • セキュリティ: 認証や権限などのセキュリティ設定。
  • 証明書: 証明書の使用。
  • プロジェクト:デフォルトのプロジェクトの場所。
  • JMX Server: JMX サーバーの設定
  • Management Console: 組み込み Management Console の設定。

設定を変更した後に、[OK] をクリックして新しい設定を保存し、実行中の RoboServer を再起動して変更を有効にします。

埋め込み Derby データベースを使用している場合は、[セキュリティ] タブの [ファイル システムとコマンド ラインのアクセスを許可] オプションが選択されていなくても、ロボットはコンピューター上でファイルの作成および編集を行うことができます。お使いのネットワーク環境では、MySQL または別のエンタープライズクラス データベースを使用することをお勧めします。

Kofax RPA バージョン 10 以降、すべての RoboServer は Management Console に自動登録する必要があります。そのため、クラスタ名と Management Console の URL および資格情報は、RoboServer の開始時に指定する必要があります (コマンド ライン、または RoboServer 設定アプリケーションを使用)。

クラウド内で NAT を使用している場合、または Docker コンテナ内で RoboServer を実行している場合など、RoboServer がローカル コンピューターで見つけたものと RoboServer ホストの名前、IP アドレスとポート番号が異なっていれば後者を指定する必要があります。

Kofax RPA にはいくつかのコマンドライン ツールが含まれ、バッチ モードでの設定の変更に役立ちます。たとえば、指定した権限を持つ複数のユーザーを作成できます。詳細については RoboServer の設定 - ヘッドレス モード を参照してください。

RoboServer が使用できる RAM の最大容量を変更する必要がある場合は、『管理者ガイド』の「RAM 割り当ての変更「」」を参照してください。