Kofax Analytics for RPA のインストールと設定
このセクションの指示に従って、新しい Kofax Analytics for RPA のインストールを実行します。
以前のバージョンの Kofax Analytics for RPA からアップグレードする場合は、以前のバージョンからのアップグレードを参照してください。
Kofax Analytics for RPA 製品には、RPA コンポーネントと組み込みビューを正常にインポートするために必要なプロジェクト バンドル ファイルの KofaxAnalyticsforRPA-<バージョン>.zip が含まれています。
- SSL
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最初に SSL なしで Kofax Analytics for RPA インストールを実行した場合でも、後から SSL に切り替えられます。SSL に切り替えるには、[既存のデータベースを使用] オプションを使用して Kofax Insight を再インストールします。
インストールと設定のチェックリスト
次のチェックリストは、Kofax Analytics for RPA のセットアップに必要な手順の概要を示しています。
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設定を確認し、必要に応じて Kofax RPA で次のパラメータを設定します。設定は、Kofax RPA Management Console の
タブにあります。- ロボット実行の分析の場合
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RoboServer ログ データベース: [データベースに記録] を選択し、データベース パラメータを指定します。
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Analytics データベース: [Analytics データベースに統計情報を記録] を選択し、データベース パラメータを指定します。Analytics スキーマの作成に必要な SQL スクリプトは、Kofax RPA インストール ディレクトリの documentation\sql\statistics ディレクトリにあります。
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- Process Discovery の分析の場合
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Process Discovery を展開します。詳細については、Process Discovery を参照してください。
- Insight データベース (admin、メタデータ、およびデータ) を作成して構成します。以下の「データベース」トピックを参照してください。
データベース
新規または既存のデータベース管理システム インスタンスを使用して、Kofax Analytics for RPA で使用する次のデータベースを作成します。
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[メタデータ]: 指標定義や計算ロジックなどの設定情報を格納します。rpa_analytics_meta などの名前を割り当てます。
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[データ]: 処理されたレコードと指標を格納します。rpa_analytics_data などの任意の名前を割り当てることができます。
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管理: ユーザー、ロール、フィルタリング、アラート、ログなどに関連する Insight の管理データを格納します。rpa_analytics_admin などの名前を割り当てます。
rpa_analytics_admin、rpa_analytics_meta、および rpa_analytics_data など、データベースごとに一貫した命名規則を使用することをお勧めします。
製品ドキュメントの推奨事項に従って、すべての Kofax RPA 製品データベースを作成して保守運用してください。データベースの変更またはカスタマイズを検討している場合は、Kofax に確認したうえで続行するようにしてください。確認せずに実行した場合、結果が予測不能になり、ソフトウェアが動作しなくなる可能性があります。
Oracle データベースの場合、すべてのデータベース スキーマがすでに配置されている状態で、製品のインストールに進む必要があります。
Kofax RPA で Oracle データベースを使用して分析データを収集し、新しいバージョンの Kofax RPA へのアップグレード中に同じデータベースを指定する場合は、データベース内のテーブルを手動で削除して作成する必要があります。データベース テーブルの作成については、『Kofax RPA のヘルプ』の「RoboServer ログ データベース」および「データベース テーブルを作成するためのスクリプト」のトピックを参照してください。