ルーピング

エラーが発生した場合やテストが失敗した場合などは、ループの現在のイテレーションまたはループ全体の実行を中止するのが適切な反応になります。これは、2 つの特殊なエラー処理オプションによってサポートされています。

次のイテレーションへ移動

後続のロボット、ステップ B には、「次のイテレーションへ移動」に対するエラー処理が含まれます。このステップの実行中にエラーが発生すると、現在のループ イテレーションの実行が停止されます。ステップ C と D は実行されず、代わりにイテレート オーバーするループ ステップのうち、次のタグを反映するロボット状態にあるステップ A において実行が継続されます。

次のイテレーションへ移動

このエラー処理オプションは、[次のトライステップへ移動] やトライ ステップを利用するのと同じ効果が得られるショートカットです。

次のトライステップへ移動

他のトライ ステップが干渉する恐れがあるため、この変換には一般的に At ターゲットの使用が必要であることに注意してください。

ロボット内のループ ステップの後にループステップが続く場合は、次のイテレーションに進むステップを選択することができます。

「次のイテレーションへ移動」は、「繰り返し - 次」のループでは機能しません。これら 2 つの場合において、ブラウザの状態については、「次」という言葉がまったく別の意味を持ちます。

ループ終了

「次のイテレーションへ移動」でループの 1 回のイテレーションを完了する代わりに、「ループ終了」を使ってループ全体を途中停止することができます。

ループ終了

このエラー処理オプションは、ショートカットです。以下のロボットには同じ効果があります。

ループ終了

「次のイテレーションへ移動」とは異なり、「ループ終了」は、「繰り返し - 次」のループと共に機能します。