ファイル繰り返し
このアクションでは、ディレクトリ内の各ファイルをループします。
このアクションは、指定するディレクトリ内の各ファイルをループしますが、オプションで、サブディレクトリに含まれる各ファイルもループします (直接または間接的に)。各イテレーションで、ファイル パスを含む現在のファイルのファイル名が、選択した変数に保存されます。
ファイルの名前のパターンを指定すると、このパターンにマッチするファイル名のファイルだけが含まれるようになります。パターンは、パスのないファイルの名前全体に対してマッチします。
選択した要素にループするサブ要素が含まれていない場合、すべての [要素の繰り返し]ステップがエラーをスローします。ただし、[タグ繰り返し] ステップを使用してディレクトリ内のファイルをループする際にディレクトリにファイルが存在しない場合、エラーは見なされず、エラーはスローされません。
プロパティ
「ファイル繰り返し」アクションは、次の各プロパティを使用して設定できます。
- ディレクトリの名前
-
ループするディレクトリの名前。名前は、値セレクターを使用してさまざまな方法で指定できます。名前は絶対ディレクトリ名である必要があります。該当する場合はドライブ名とディレクトリへのパスを含めます。
- サブディレクトリを含める
-
このオプションがオンになっている場合は、ディレクトリのサブディレクトリに (直接または間接的に) あるファイルを含めます。オフになっている場合は、ディレクトリ直下にあるファイルだけを含めます。
- ファイルの名前のパターン
-
ここでパターンを指定すると、このパターンにマッチするファイル名のファイルだけが含まれるようになります。パターンは、パスのないファイルの名前全体に対してマッチします。
- ファイルの名前をここに保存
-
各イテレーションでの現在のファイルの名前を保存する変数。保存されるのはファイルの名前全体です。該当する場合は、ドライブ名とディレクトリ パスを含めます。