パスワード取得

このアクションは、パスワード ストアからユーザー パスワードを取得し、変数に格納します。このステップは、機密情報を開示せずに使用するように設計されています。取得したパスワードをパスワード タイプ変数に格納し、ロボットで使用することができます。

パスワード情報を取得する前に、Management Console 管理者はユーザーのアクセス トークンを使用して Management Console 内にパスワード アクセス エントリを作成する必要があります。トークンを取得するには、Design Studio 内で [ヘルプ] > [製品について] に進み、Design Studio アクセス トークン セクションからトークンをコピーします。次に、コピーしたトークンを管理者と共有します。

ロボット、またはタイプ、スニペットなどのコンポーネントを Management Console にアップロードするたびに、ロードの新しいパスワード アクセス エントリを作成する必要があります。以前のエントリがパスワード アクセス リストに保持されます。管理者はこれらを手動で削除できます。

プロパティ

「パスワード取得」アクションは、次のプロパティを使用して設定できます。

ユーザー名
パスワードを取得するユーザーの名前を指定します。
ターゲット システム

パスワードを取得する外部システムの名前を指定します。このフィールドに入力する値は、パスワード入力の [ターゲット システム] プロパティの値と一致する必要があります。

管理者の設定により、ターゲット システムは、同じユーザーに対して異なるシステム (プロダクション、プリプロダクション、開発など) でパスワードを提供することができます。また、顧客が 1 つのパーティションにクレジット チェックのオートメーションを持ち、別のパーティションに会計要約機能を持つ場合、ターゲット システムを使用して、仮想マシンの異なる部分へのアクセスを区分することができます。
プロジェクト名
パスワードを取得するプロジェクトの名前を指定します。これにより、ユーザー名やターゲット システムなど、同じ資格情報を使用するプロジェクトをシームレスに操作できます。
以前のバージョンのロボットを RoboServer で実行する場合は、次の点に注意してください。
  • 単一プロジェクトの場合: [プロジェクト名] フィールドを空白のままにして、エントリが検索基準に適合する場合、[パスワード取得] アクションは Management Console からパスワードを取得します。
  • 複数のプロジェクトの場合: [プロジェクト名] フィールドを空白のままにし、エントリが検索基準に適合する場合、Management Console はエラーを返します。
変数
取得したパスワードを格納するパスワード タイプ変数の名前。