MD5 チェックサム計算
MD5 チェックサム計算データ コンバータは入力テキストの MD5 チェックサムを計算します。
このデータ コンバータは、後のいずれかの時点でデータの変更を簡単に検出できるように、テキストまたはバイナリ データのデジタル指紋を作成するのに役立ちます。MD5 チェックサムはバイナリ データにのみ適用できるため、MD5 を適用する前に、文字列入力をエンコードする必要があります。テキストから生成されたチェックサムを外部の MD5 サービスによって生成されたチェックサムと比較する場合は、外部のサービスがロボットと同じエンコーディングを使用していることを確認してください。
バイナリ データが含まれた属性からテキストを読み取ったときに出力される 16 進数テキスト表現を含むあらゆるテキストを入力として渡すことができます。データ コンバータの出力値は、32 桁の 16 進数として表現される、テキストの 128 ビット MD5 チェックサムです。実用上、この数は入力テキストの一意の識別子と見なすことができます。つまり、実際問題として 2 つのテキストの MD5 チェックサムが同じになることは決してありません。
プロパティ
以下のプロパティを使用して MD5 チェックサム計算データ コンバータを設定できます:
- エンコーディング
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md5 を適用する前のテキストのエンコードに使用されるエンコーディング。
- 説明
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データ コンバータのリストに表示する説明を入力します。説明に入力がない場合、説明のないコンバータが生成されます。
- 例
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入力テキストが次の場合、
The quick brown fox jumps over the lazy dog
出力値は以下のようになります:
9E107D9D372BB6826BD81D3542A419D6
入力テキストをわずかに変更しても、まったく異なる出力値が生成されます。たとえば、"dog" の 'd' を 'h' に変更して入力が以下のようになると:
The quick brown fox jumps over the lazy hog
出力値は以下のようになります:
5681F8C64F7CA70B12E0B80435265203