URL でファイルを開く
特別な URL を使用することにより、Design Studio でファイルをすばやく開くことや、ロボットまたはスニペット内の特定の場所に移動することができます。この URL は、kofaxrpa: プリフィックスによって示されます。これには開くファイルへのパスと、オプションでステップのロケーション コードが含まれています。
この機能は、さまざまなケースで役に立ちます。たとえば、Management Console で実行されているロボットのエラーが報告された場合に、Management Console のログ ビューから直接 Design Studio でロボットを簡単に開き、エラーのあるステップをすばやく見つけることができます。
前提条件:
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この機能がサポートされているファイルは、ロボット、ベーシック エンジン ロボット、スニペット、タイプ、データベース マッピング、オートメーション デバイス マッピング、およびリソースです。
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ファイルがリモート プロジェクトの一部である場合、URL は Management Console に保存されているファイルの URL です。リンクのコピー元の Design Studio と同じ Management Console に接続されている任意の Design Studio で開くことができます。
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ファイルがローカル プロジェクトのみに保存されている場合、URL はそのローカル プロジェクトを認識している Design Studio で開くことができますが、ファイル バージョンの同期は行われません。
このトピックは、次のサブトピックに分かれています。
Design Studio またはブラウザからファイルを開く
URL を取得する
Design Studio 内からファイルやステップへの URL を取得するには、以下の 2 つの方法があります。
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[マイ プロジェクト] ツリーで、ファイルを右クリックして [URL をコピー] をクリックすると、URL がクリップボードにコピーされます。
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ロボット、ベーシック エンジン ロボット、またはスニペットの編集時は、ステップを右クリックして [URL をコピー] をクリックすると、選択したステップへの URL がクリップボードにコピーされます。
URL を開く
- Design Studio から直接 (すべてのオペレーティング システムでサポート)
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URL をコピーします。
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Design Studio のメニューで、
の順にクリックします。 -
表示されるダイアログ ボックスで、URL を貼り付けて [OK] をクリックします。
Design Studio で、URL によって指定されているファイルが開きます。URL にロケーション コードが含まれている場合は、指定されている場所に移動します。
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ブラウザから (Windows でのみサポート)
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URL をクリックするか、コピーして Web ブラウザに貼り付けます。
ブラウザで、Design Studio を開くよう求められます。
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[確認] をクリックして続行します。
Design Studio が URL で指定されているファイルとともに開きます。URL にロケーション コードが含まれている場合は、指定されている場所に移動します。
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Management Console からファイルを開く
Management Console 内から Design Studio 内のファイルを開くには、いくつかの方法があります。
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[リポジトリ] > [ロボット]/[タイプ]/[スニペット] で、ファイルのコンテキスト メニューから [Design Studio で開く] をクリックします。
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[ログ ビュー] > [ロボット メッセージ] で、エラー メッセージ エントリのコンテキスト メニューから [Design Studio で開く] をクリックします。
ロボットのステップに関してエラーが報告されている場合は、そのロボットを使用するベーシック エンジン ロボットも開きます。
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[リポジトリ] > [ロボット] で、ロボットのコンテキスト メニューから [ドキュメントを生成] をクリックします。
生成されたドキュメントから、ヘッダーのロボット名の横にある
をクリックしてロボットを開くか、ロボット概要のステップ名の横にある
をクリックして特定のステップを開くことができます。
その後、ブラウザで Design Studio を開くよう求められます。Design Studio が URL で指定されているファイルとともに開きます。URL にロケーション コードが含まれている場合は、指定されている場所に移動します。
ファイル バージョンの同期
ファイルが Management Console に保存されている場合は、最初にファイルを同期するよう求められます。同期を拒否しても、ファイルを Design Studio で開くことはできますが、Management Console に保存されているバージョンと一致しない可能性があります。この動作は、 で調整できます。
ファイル編集
どのようなファイルでも URL を使用して開くことや、特定の場所に移動することができますが、編集に関して以下のような違いがあります。
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Design Studio で直接編集できるファイルは、新しいタブで開いて、そのまま編集できます。
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Design Studio で直接編集できないファイルは、[マイ プロジェクト] ツリーで選択します。
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デバイス マッピングやデータベース マッピングなど、ダイアログ ボックスで編集 (設定) するファイルの場合は、編集を許可するよう求めるメッセージが表示されます。