ファイル出力

ファイルの書き込みステップは、バイナリ変数のデータをリモート デスクトップのファイルに書き込みます。この手順を使用して、ロボット ファイル システム上のファイルに書き込むことができます (例については、『Kofax RPA 管理者ガイド』を参照してください)。

ローカル Desktop Automation モードでのローカル ファイル システムへのアクセスを含むファイル システム アクセスを有効にするには、RoboServer 設定アプリケーションの [セキュリティ] タブで [ファイル システムとコマンド ラインのアクセスを許可] オプションを選択します。

RoboServer がローカル ファイル システムにアクセスできないように設定されている場合、ロボットは実行できますが、ステップがローカル デバイス上で [直接アクセス] に設定した [ファイル アクセス] を使用するとエラーが発生します。ただし、このステップは、[ファイル アクセス] が [RFS 経由] に設定されているローカル デバイス上で機能します。リモート デバイス上では、[直接アクセス] と [RFS 経由] が使用できます。

ファイル出力ステップは、ファイル システムと出力のカテゴリに属します。

プロパティ

デバイス
使用するリファレンス名を選択します。このリファレンス名は、「ロボットの呼び出し」ステップの [必要なデバイス] プロパティで指定します。
コンテンツ
ファイルに書き込む値を指定します。このフィールドで変数名を指定できます。

たとえば、ロボット ファイル システム上のファイルに書き込みを行う場合、このフィールドには ="data".binary("utf-8") を含めることができます。ここで "data" はそのファイルに書き込まれる文字列です。ファイル コンテンツはバイナリである必要があります。

ファイル アクセス

ファイルのアクセス方法を指定します。

指定のローカル デバイスまたはリモート デバイス上のファイルに書き込むには、[直接アクセス] を選択します。

ロボット ファイル システム上のファイルに書き込むには、[RFS 経由] を選択します。

ファイル名

データを書き込むファイルへのパスを指定します。

たとえば、ロボット ファイル システム上のファイルに書き込むには、ファイルのパスが設定されたファイル システム名で始まる必要があり、myshare/myfile.bin のような形式になります。

使用するファイル システム名は、Management Console 内の[ロボット ファイル システム] セクションでの指定に対応している必要があります。