電子メール トリガー
このセクションは、次のロールを持つユーザーが利用できます: 管理者、閲覧者、プロジェクト管理者、および開発者。
この 「電子メール トリガー」 ウィンドウには、電子メール トリガー機能用に設定された電子メール トリガーが一覧表示されます。このウィンドウを使用して、新しいトリガーの追加や不要になったトリガーの削除を行います。
電子メール トリガーに指定したロボットには、ロング テキスト属性を持つコンプレックス タイプの変数が 1 つ含まれている必要があります。ロボットは、電子メールのすべてのヘッダー、本文、および 1 つ以上の添付ファイルを読み取ることができます。すべての添付ファイルは Base64 形式にエンコードされます。ロボットに変数が含まれていない場合、電子メールは処理されず、ロボットを起動するトリガーとしてのみ使用されます。
[「電子メール トリガー」] セクションの上部にある [プロジェクト] ドロップダウン リストで、表示する電子メール トリガーを持つプロジェクトを選択します。それぞれの電子メール トリガーに関する情報の表示方法を次のように変更できます。
- 右側の
メニュー アイコンを使用して、電子メール トリガーに表示するテーブル列を選択します。
- 右側の
更新アイコンをクリックして、表示された情報を更新します。
- 右側の
リセット アイコンをクリックして、カスタム列の設定をリセットします。
- ページごとに表示するアイテムの数を選択し、右下隅のナビゲーション メニューを使用してページ間を移動します。
デフォルトでは、電子メール トリガーごとに次の情報が表示されます。
列 | 説明 |
---|---|
電子メール トリガー | 電子メール トリガーの名前。 |
割り当てられた電子メール フォルダ | 電子メール サーバー上のフォルダ。このフォルダに表示される電子メール メッセージにより、トリガーが開始されます。 |
ロボット | 電子メール トリガーを使用するロボット。 |
プロジェクト: | 電子メール トリガーを含むプロジェクト。 |
新しい電子メール トリガーを作成
- 新しい電子メール トリガーを追加するには、左上隅の + 記号をクリックします。
「電子メール トリガー マッピングを作成」 ダイアログ ボックスが表示されます。
-
次のパラメータを指定します。
- トリガー名: 電子メール トリガーの名前を入力します。
- プロジェクトを選択: 電子メール トリガーを含めるプロジェクトを選択します。
- 電子メール アカウントを選択: トリガー用の電子メール アカウントを選択します。詳細については、電子メール アカウント を参照してください。
- ロボットの選択: トリガーを使用するロボットを選択します。
-
優先度: 処理の優先度 (最小、低、中、高、最大) を選択します。この優先度は、ロボットがキューに入れられた場合に、電子メール トリガーのあるロボット間で設定されます。
-
タイムアウト: 電子メール処理のタイムアウトを選択します。指定したタイムアウト中に処理されなかった電子メールは、[受信トレイ] の [タイムアウト] フォルダに移動されます。
RPA によって受信トレイ内に以下のフォルダが作成されます。
-
エラー: 処理中にエラーが発生した電子メールが含まれます。
-
終了: 正常に処理された電子メールが含まれます。
-
処理中: 処理中の電子メールが含まれます。
-
タイムアウト: 指定したタイムアウト中に処理されなかった電子メールが含まれます。
-
- 電子メール フォルダを選択: 電子メール サーバー上のフォルダを選択します。このフォルダに表示される電子メール メッセージにより、トリガーが開始されます。電子メール サーバーの [受信トレイ] の下にサブフォルダのリストが表示されている場合に、サブフォルダの 1 つを選択すると、選択したサブフォルダに表示されるメッセージのみがロボットの実行をトリガーします。この場合、[受信トレイ] に配置されたメッセージはロボットの実行をトリガーしません。
電子メール サーバーのサブフォルダのリストが表示されていない場合に、[受信トレイ] を選択すると、[受信トレイ] とそのサブフォルダに表示されるすべてのメッセージがロボットをトリガーします。
- [OK] をクリックします。
さらに、 コンテキスト メニューから電子メール トリガーに対して次のアクションを実行できます。
- 編集: 「電子メール トリガー マッピングを作成」ダイアログ ボックスと同じフィールドが含まれます。
Management Console から電子メール トリガーを削除するには、テーブルで電子メール トリガーを選択し、左上隅の ごみ箱アイコンをクリックします。削除を確認するためのダイアログが表示されます。