Excel 内ループ
「Excel 内ループ」アクションは、スプレッドシートのさまざまなエレメントをループします。この場合のエレメントは、シート、列、行、セルであり、ステップの範囲ファインダーで特定します。各イテレーションで、適切なエレメントが名前付き範囲としてマークされます。
プロパティ
「Excel 内ループ」アクションは、次のプロパティを使用して設定できます。
- ループ オーバー
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アクションがループするエレメントの種類を決定します。これには 4 つの可能性があります。
- シート
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アクションは、スプレッドシート文書のシートをループします。これを選択する場合、範囲ファインダーは必要ありません。
- 列
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アクションは、範囲ファインダーによって検出される範囲の列をループします。
- 行
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アクションは、範囲ファインダーによって検出される範囲の行をループします。
- セル
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アクションは、範囲ファインダーによって検出される範囲のセルをループします。
- 開始インデックス
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ループに含める最初のエレメントの数字。数字を最初のタグから順方向にカウントするか、最後のタグから逆方向にカウントするかを指定することができます。
- 最終インデックス
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ループに含める最後のエレメントの数字。数字を最初のタグから順方向にカウントするか、最後のタグから逆方向にカウントするかを指定することができます。
- 増数
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ループでエレメントをスキップさせます。たとえば、増数を 2 に指定した場合、ループは 1 つおきにエレメントをスキップします。
- 逆方向にループ
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逆順で一致するエレメントをループすることを選択します。同じエレメントを順方向に逆順でループするようにループが実行されることに注意してください。これは、開始インデックスが、ループするエレメント選択の最初のエレメントを指し、ループ時に最初に通過するエレメントではないことを意味します (逆順の場合は最後のエレメントになります)。
- 範囲名
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「自動」、「名前付き」という 2 つのオプションがあります。「自動」は範囲名として番号を与えます。「自動」で最初に与えられる番号は 1、次に与えられる番号は 2 であり、以下同様です。このステップの前に「自動」により追加的に番号を与えられた範囲が (同じページに) 挿入されると、番号は変わることがあります。
- 適切に選んだ名前を付けると、その範囲がどのような範囲であるかを容易に思い出せます。
- 明確に名前付けされた範囲は、名前付きの別の範囲がその前に挿入されても影響を受けません。
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「名前付き範囲設定」で同じ名前を使用すると、その名前は、新しい範囲を参照するように設定されます (ステートフルなページ内ループに便利です)