データベース

ロボット が、データベース照会やデータベース データ登録などのデータベース ステップを使用してデータベースにアクセスする必要がある場合は、データベースの名前を使用してアクセスします。データベースの名前は、それ自体がデータベース マッピングではなく、データベースへの参照です。

次の例の myDB のように、データベース名はロボット グラフの [データベース] セクションで定義する必要があります。名前が参照する [データベース マッピング] は、ロボットが呼び出されたときにデータベース名が付けられるマッピングです。

データベース データ登録ステップ myDB

ベーシック エンジン ロボットのロボットを呼び出すステップで、objectdb などの実際のデータベースの名前を指定します。

この名前は、ロボット内で指定したデータベース名への入力として使用されます。また、これはロボットがベーシック エンジン ロボットから呼び出されたときにデータベース ステップが使用するマッピングです。上記の例では、データベース名 myDB はデータベース マッピング objectdb に関連付けられており、myDB データベースにアクセスするロボットのすべてのステップで objectdb データベース マッピングが使用されます。

データベース マッピングを入力として渡すこのアプローチでは、ロボットは単一の特定のデータベースにバインドされておらず、それらのデータベースへの入力として指定されているデータベース マッピングに応じて異なるデータベースを使用できるため、ロボットを簡単に再利用できます。

[データベース] セクションで複数のデータベース名を指定し、対応する数の実際のデータベース マッピングを渡すことにより、ロボットで複数のデータベースを使用できます。データベース名は、変数および入力パラメータと同じ命名規則に従いますが、名前が変数および入力パラメータ名と重複する可能性があります。ロボットを呼び出すステップで指定された実際のデータベース マッピングは異なる場合や同じである場合もありますが、ロボット内のデータベース名は異なっている必要があります。