実行の準備

ロボットの完全な編集を行うと同時にロボットを実行するには、ロボットに実行権限を与える必要があります。アプリケーション ビューまたはツールバーで [実行の準備] をクリックすると、ベーシック エンジン ロボット に実行権限が与えられます。

実行権限の準備はベーシック エンジン ロボットからのみ可能ですが、[ロボットを呼び出す] ステップで [ロボットにステップ] をクリックすると、ベーシック エンジン ロボットから呼び出されるロボット に実行権限が渡されます。実行権限をベーシック エンジン ロボットに戻して編集を続行するには、ロボットからステップ アウトする必要があります。

実行権限を持つことができるロボットは一度に 1 つだけです。ロボットが実行権限を保持している場合は、このロボットのタブに赤い点が表示されます。現在実行中の他のすべてのロボットは、以下のようにタブがハイライト表示されます。

実行権限がなくてもロボットの編集は可能ですが、レコーダー ビュー/アプリケーション ペインでロボットの状態を追跡したり、状態ペイン/データの状態ペインで変数の状態を追跡したりすることはできません。

また、デバッグ モードでは複数のベーシック エンジン ロボットを同時に実行できるのに対し、デザイン モードでは 1 つのベーシック エンジン ロボットのみが、実行する権限を持ちます。デザイン モードでの実行権限を持つロボットはデバッグ モードでも同時に実行することができるため、2 つのモードを切り替えることができます。詳細については、「デバッグ モード」を参照してください。