スキャンしたページの削除に関する追加情報
このトピックでは、バーコードとパッチ コードのプロファイルのバーコードとパッチ コードの設定、またはバーコードとパッチ コードのプロファイル設定と分割プロファイル設定の組み合わせが、スキャンされたページの削除にどのように影響するかについて説明します。
バーコードとパッチ コードのプロファイルのバーコードおよびパッチ コードの設定に基づくページの削除
新しいページがスキャナまたはファイルのインポートからスキャン新規ジョブ作成プロセスに到着すると、バーコードとパッチ コードの検出プロファイルのバーコードとパッチ コードの設定に基づいて処理されます。
「バーコードが見つかった場合」の値 |
「パッチ コードが見つかった場合」の値 |
結果 |
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ページを保持 |
ページを保持 |
ページは削除されません。 |
ページを保持 |
ページの削除 |
ページは、検出用に構成されたパッチ コードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
ページを保持 |
特定のパッチ コードを含むページを削除 |
ページは、削除用に構成された特定のパッチ コードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
ページの削除 |
ページを保持 |
ページは、検出用に構成されたバーコードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
ページの削除 |
ページの削除 |
ページは、検出用に構成されたバーコードまたはパッチ コードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
ページの削除 |
特定のパッチ コードを含むページを削除 |
ページは、検出用に構成されたバーコードまたは削除用に構成されたパッチ コードのいずれかが含まれている場合にのみ削除されます。 |
特定のバーコード値を含むページを削除 |
ページを保持 |
ページは、構成された静的テキストまたは正規表現と一致する値を持つバーコードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
特定のバーコード値を含むページを削除 |
ページの削除 |
ページは、設定された静的テキストまたは正規表現と一致する値を持つバーコード、または検出用に設定されたパッチ コードのいずれかが含まれている場合にのみ削除されます。 |
特定のバーコード値を含むページを削除 |
特定のパッチ コードを含むページを削除 |
ページは、構成された静的テキストまたは正規表現と一致する値を持つバーコード、または削除用に構成されたパッチ コードのいずれかが含まれている場合にのみ削除されます。 |
特定のバーコード値を含むページを削除 |
ページを保持 |
ページは、削除用に構成された特定のタイプのバーコードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
特定のバーコード値を含むページを削除 |
ページの削除 |
ページは、削除用に構成された特定のタイプのバーコードまたは検出用に構成されたパッチ コードのいずれかが含まれている場合にのみ削除されます。 |
特定のバーコード値を含むページを削除 |
特定のパッチ コードを含むページを削除 |
ページは、特定のタイプのバーコードまたは削除用に構成された特定のパッチ コードが含まれている場合にのみ削除されます。 |
スキャン アクティビティは同様に動作しますが、スキャン アクティビティに来るドキュメントのバッチが既に存在する場合、システムは、新しく取り込まれたページでのみ重複を検索し、スキャン アクティビティを開いた時点で存在するページから重複バーコードを削除しません。
バーコードとパッチ コードのプロファイルと分割プロファイルの結合に基づくページの削除
分割プロファイルとバーコードとパッチ コードのプロファイルには、バーコードとパッチ コードのタイプ、バーコード チェックサム、および検出されたバーコードとパッチ コードを含むページを削除するオプションなど、同様の設定があります。これらの設定に適用されるルールは次のとおりです。
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すべての固有のバーコード タイプは、[ドキュメント] / [フォルダ]分割の設定とバーコードとパッチ コードのプロファイルから収集されます。
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スキャン新規ジョブ作成フォームまたはスキャン アクティビティにバーコードとパッチ コードのプロファイルが割り当てられている場合、[バーコード チェックサム] 設定の値はバーコードとパッチ コードのプロファイルから取得されます。それ以外の場合は、ドキュメント分割の設定から取得されます。
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ページの削除オプションは、すべてのプロファイルで個別に使用されます。これらの設定が異なるプロファイルで異なる値を持っている場合でも、少なくとも 1 つのプロファイルで削除条件が満たされていれば、ページは削除されます。たとえば、分割プロファイルでは、ドキュメントの分割は [Code 39] で構成され、[バーコード分割シートの削除] オプションは選択されています。同時に、バーコードとパッチ コードのプロファイルでは、バーコード検出が同じバーコード タイプ (Code 39) に構成され、[バーコードが見つかった場合] オプションが [ページを保持] に設定されます。この場合、スキャンしたページに Code 39 バーコードが含まれている場合、そのページはドキュメントの分割設定に基づいて削除されます。