C# アクティビティ
.Net スクリプトを記述するには、C# スクリプト アクティビティを使用します。
TotalAgility Designer では、C# および VB.Net という 2 種類の .Net スクリプト アクティビティを作成できます。
スクリプトを構成する場合ルール エディタを右クリックして、スクリプトに追加するプロセス変数およびサーバー変数を選択することができます。
スクリプト開発者が .Net アセンブリをビルドして展開しなくても、TotalAgility でスクリプトを検証して実行することができます。TotalAgility が .Net に準拠しているため、開発時間が短縮され、展開が容易になります。
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C# スクリプト アクティビティは、設計時にコンパイルされます。.NET コンパイラの参照として使用されるため、参照される DLL へのフル パスが必要です。
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C# スクリプト アセンブリがコンパイルされると、実行時に C# スクリプト アクティビティが .NET 読み込み規則を使用して、参照されているアセンブリを見つけます。ファイル パスは使用しません。
コンパイルされた C# スクリプト アセンブリが実行され、参照されている DLL を探すとき、最初に GAC がチェックされ、次に .NET Framework 64 フォルダなどの現在のディレクトリがチェックされます。
C:\lib\helper.dll などのフル パスを使用するか、DLL を .NET Framework 64 フォルダに配置する必要があります。
C# スクリプトの例
このサンプル C# スクリプトの入力変数は firstname と surname です。これらの変数の値を使用して、出力変数である変数 fullname 変数の値が構築されます。
using System;
using Agility.Server.Scripting.ScriptAssembly;
namespace MyNamespace
{
public class Class1
{
public Class1()
{
}
[StartMethodAttribute()]
public void Method1(ScriptParameters sp)
{
string firstname = {string}sp.InputVariables["FirstName((Process variable)"].ToString();
string surname = {string}sp.InputVariables["surname(Process variable)"].ToString();
sp.OutputVariables"[fullname]" = firstName + " " + surname ;
}
}
}
このスクリプトが機能するのは、firstname と surname が入力変数として、fullname が出力変数として設定されている場合のみです。
方法: C# アクティビティの構成