アクティビティ フォームの作成
アクティビティ フォームを使用して、プロセス マップのすべての通常アクティビティとキャプチャ アクティビティ (スキャン、検証、ドキュメント レビュー、および確認) 用のフォームを生成します。
生成されたフォームは、プロセス内のアクティビティごとに次の形式になります: [フォーム名][アクティビティ名]。たとえば、PersonalInfoGetDetails フォームの場合、PersonalInfo はフォーム名、GetDetails はアクティビティを示します。
すべてのプロセス初期値変数と、アクティビティの入力または出力として使用される変数は、フォーム内の対応するコントロールとして表示されます。たとえば、文字列変数はテキスト ボックスで表示され、ブール変数はチェック ボックスで表示され、日付変数はカレンダー コントロールで表示されます。
入力変数は読み取り専用です。出力変数は編集可能なコントロールです。
アクティビティ フォーム (すべてのフォーム タイプ) を作成すると、アクティビティの入力用に追加したコントロールが読み取り専用で有効になります。アクティビティがあるプロセスについては、関連フォームがない場合でも、アクティビティの入力用に追加したコントロールが読み取り専用で有効になります。
スキャン アクティビティ フォームを作成すると、ランタイムにスキャン アクティビティ ジョブ フォームに表示される「ファイルのインポート」ツールバー ボタンを使用し、スキャナを変更せずに同じバッチでファイルをスキャンしてインポートできます。「ファイルのインポート」ボタンは、現在のスキャナがファイルのインポート用ではない場合にのみ使用できます。ファイルのインポート用のスキャナの場合は、このボタンは表示されません。「ファイルのインポート」ボタンは、ホットキー (「Ctrl、Ctrl+O」) に対応しています。選択したスキャナがファイルのインポート用でない場合は、「Ctrl、O」を押すとすべてのファイルをスキャンし、「Ctrl、Ctrl+O」を押すとファイルをインポートします。
データ オブジェクトが入出力変数として使用される場合:
-
データ モデルのコピーが追加され、同じモデルを参照するデータ オブジェクトのフォーム変数がフォームに追加されます。
-
データ オブジェクトの各フィールドのフォーム コントロールがフォームに追加されます。
-
フィールドを取得し、対応するコントロールを生成するためのアクションがフォームのロード時に追加されます。
- ジョブの作成時に、データ オブジェクトを更新するためのアクションが追加されます。アクティビティの完了時に同じアクションが使用されます。
-
フォームを再生成すると、次のような警告メッセージが表示されます。選択したフォームは再生成できません。フォームを削除して再作成する必要があります。
入力パラメータとしてフォルダ変数を持つアクティビティにアクティビティ フォームを作成する場合:
-
フォーム変数はフォルダ ID を保持します。実行時にアクティビティ フォームを表示すると、フォルダ内のドキュメントがテーブルに入力されます。ドキュメントを選択すると、同じページ アクションを使用してドキュメントが Web Capture コントロールに表示されます。
- 通常アクティビティにフォルダ変数を追加していない場合、アクティビティ フォームを生成しても、テーブルと Web Capture コントロールは含まれません。新しく追加したフォルダ入力変数がプロセスにあるアクティビティ フォームを再生成すると、テーブルと Web Capture コントロールが追加されます。
-
フォームをデバッグすると、コントロールが表示され、フォームをデバッグできるようになります。
- 複数のフォルダ変数を入力パラメータとして追加した場合、入力として追加した最初のフォルダ変数のドキュメントは実行時にのみ表示されます。
入力パラメータとしてドキュメント変数を持つアクティビティにアクティビティ フォームを作成する場合:
-
フォーム変数はドキュメント ID を保持します。
-
ドキュメント変数ごとに、フォーム変数を使ってドキュメントを表示するフォームに Web Capture コントロールが追加されます。
-
新しく追加したドキュメント入力変数がプロセスに含まれるアクティビティ フォームを再生成すると、Web Capture コントロールが追加されます。
-
フォームをデバッグすると、コントロールが表示され、フォームをデバッグできるようになります。
このことは、入力パラメータとして、アクティビティで関連フォームがないドキュメント変数を持つ汎用フォームにも適用されます。
出力パラメータとしてドキュメント変数を持つ、アクティビティのアクティビティ フォームを作成し、フォーム内のファイル アップロード コントロールとしてそれを表示する場合:
-
フォーム変数はドキュメント ID を保持します。
-
デフォルトでは、「ファイル選択モード」は「シングル」です。これは、単一のファイル (任意のファイル タイプ) を、各ドキュメント変数のフォームのファイル アップロード コントロールにアップロードできることを意味します。アップロードすると、作成されたドキュメントの ID がジョブに表示されます。アップロードしたドキュメントの名前には、選択したファイルの名前が設定されます。
このことは、出力パラメータとして、アクティビティで関連フォームがないドキュメント変数を持つ汎用フォームにも適用されます。
-
デフォルトでは、「リポジトリに保存」が選択されます。つまり、アップロードされたファイルがリポジトリに保存されます。
通常アクティビティ用のアクティビティ フォームを作成する場合:
-
[要求自動化ルール] ボタンがフォームに追加され、アクティビティの自動化を要求できるようになります。ランタイムにアクティビティ フォームで自動化要求のボタンをクリックすると、次の詳細情報を含むポップアップ ウィンドウが表示されます。
-
[プロセス/ケース名]: アクティビティが属するプロセスまたはケースの名前。
-
[アクティビティ名]: アクティビティの名前。
-
[詳細]: 自動化の説明を入力できます。
-
[OK]/[キャンセル]: [OK] をクリックすると、プロセスに関するメモが次の形式でプロセスに追加されます。自動化要求: NodeID x、EPC y の説明。
-
アクティビティへの入力または出力として、またはプロセスの初期化の一部として、チェックリスト変数がマップで使用されている場合:
-
Activity や ActivityComplete などのイベントは、チェックリスト Web コントロールのテキスト プロパティにマップされます。チェックリスト コントロールを参照してください。
-
チェックリスト変数が入力として使用される場合、チェックリスト Web コントロールは読み取り専用です。
-
チェックリスト変数が出力として使用される場合、コントロールは編集可能です。
入力または出力として使用する変数を設定するには、アクティビティ プロパティの入力変数と出力変数の設定を参照してください。
-
に移動します。[フォーム] リスト ページが表示されます。
-
[生成] リストで、[アクティビティ フォーム] を選択します。
[アクティビティ フォームの生成] ダイアログ ボックスが表示されます。
-
[プロセス] リストでプロセスを選択します。
GitHub に存在するプロセスでアクティビティ フォームを生成する際に、そのプロセスが GitHub にチェックアウトされていないか、他の誰かにチェックアウトされている場合、警告メッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、システムによってアクティビティ フォームが生成されますが、プロセスのバージョンは上がりません。
アクティビティ名、プロセス名、アクティビティ タイプを含むアクティビティ リストが表示されます。
保護されたプロセスについてフォームを生成することはできません。保護されたプロセスのフォームを生成しようとすると、エラーが表示されます。 -
必要に応じて、プロセスに関する次のオプションを構成します。
[埋め込みプロセスを含める]
埋め込みプロセスのアクティビティ用のフォームも生成します。
カスタムの埋め込みプロセスがアクティビティ フォームで使用される場合、埋め込みページはアクションが実行される前にロードされるため、選択されているデフォルト値のみが埋め込みページに渡されます。[関連フォームを使用したプロセスの更新]
対応するアクティビティの [関連付け] ファイル プロパティにフォーム名を表示します。
[保存ボタンを含める]
選択した場合、ランタイムにアクティビティの変更が作業キューに保存されます。アクティビティを実行すると、ランタイムに [保存] ボタンが表示されます。
保存ボタンは、キャプチャ フォームには適用されません。[完了して次に進むボタンを含める]
選択した場合、アクティビティを完了し、ランタイムに作業キューから次のアクティビティを取得します。
アクティビティを実行すると、ランタイムに、[完了して次に進む] ボタンが表示されます。
[[要求自動化ルール] ボタンを含める]
選択すると、実行時にルールを要求するための [要求自動化ルール] ボタンがフォームに表示されます。
システム設定のアクティビティ フォームで「アクション バーに表示」が選択されている場合、「要求自動化ルール」は実行時にアクション バー (詳細アイコン の下) に表示されます。
[要求自動化ルール] をクリックすると、[要求自動化ルール] ポップアップが表示され、次のような詳細が表示されます。
-
[プロセス/ケース名]: アクティビティが属するプロセスまたはケースの名前。
-
[アクティビティ名]: アクティビティの名前。
-
[詳細]: 自動化の説明を入力できます。
-
[OK]/[キャンセル]: [OK] をクリックすると、プロセスに関するメモが次の形式でプロセスに追加されます。自動化要求: NodeID x、EPC y の説明。
-
-
デフォルトでは、リスト内のすべてのアクティビティが選択されています。これは、すべてのアクティビティに対してフォームが生成されることを意味します。アクティビティのフォームの生成を除外するには、そのアクティビティのチェック ボックスをオフにします。
アクティビティを少なくとも 1 つ選択してください。
-
デフォルトでは、生成されたフォーム名はアクティビティ名と同じで、プロセスが属するカテゴリと同じカテゴリです。フォーム名とカテゴリを変更するには、次の手順を実行します。
- アクティビティを選択します。
- をクリックします。
- [フォーム名] ボックスにフォーム名を入力します。
- [カテゴリ] リストでカテゴリを選択します。
- [OK] をクリックします。
-
[生成して保存] をクリックしてフォームを保存するか、[生成してリリース] をクリックしてフォームを発行します。
フォームが生成されます。
-
新たに生成されたアクティビティ フォームのフォームを再生成できます。アクティビティ フォームのコンテキスト メニューで、[再生成] をクリックします。
GitHub に項目があるものの、ユーザーによってチェックアウトされていないということを知らせる警告メッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、アクティビティ フォームが再生成されます。
アクティビティ フォームの編集
アクティビティ フォームが生成されると、設計ビューでフォームを開くことができます。すべてのプロセス初期値変数は、フォーム内の対応するコントロールとして表示されます。フォームは必要に応じてカスタマイズできます。「複合コントロールのプロパティ」および「キャプチャ フォームのカスタマイズ」を参照してください。
フォームを生成するプロセスまたはアクティビティの設定を変更できます。
-
設計ビューでアクティビティ フォームを開きます。
フォームの既存のプロパティがプロパティ パネルに表示されます。
- 必要に応じて変更を加えます。
-
フォームは別のプロセスに関連付けることができます。
- フォーム モデリング バーで、 をクリックします。
- [関連ファイルの更新] で、プロセスとアクティビティを選択します。
-
[更新] をクリックします。
選択したプロセスとアクティビティでフォームが更新されます。
- [閉じる] をクリックします。