スキャン新規ジョブ作成フォームの作成
スキャン新規ジョブ作成フォームにより、ジョブを作成し、ドキュメントをスキャンしてジョブに関連付けることができます。
プロセスに関連付けられたプロセス初期値変数は、生成されたフォーム上で対応するコントロールとして表示されます。フォームは、設計ビューで開き、カスタマイズできます。
ランタイムにスキャン新規ジョブ作成フォームに表示される「ファイルのインポート」ツールバー ボタンを使用し、スキャナを変更せずに同じバッチでファイルをスキャンしてインポートできます。「ファイルのインポート」ボタンは、現在のスキャナがファイルのインポート用ではない場合にのみ使用できます。ファイルのインポート用のスキャナの場合は、このボタンは表示されません。「ファイルのインポート」ボタンは、ホットキー (「Ctrl、Ctrl+O」) に対応しています。
選択したスキャナがファイルのインポート用ではない場合は、「Ctrl、O」ですべてのファイルをスキャンし、「Ctrl、Ctrl+O」でファイルをインポートします。
- に移動します。
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[生成] リストで、[スキャン新規ジョブ作成フォーム] を選択します。
または、フォームを作成するプロセスのコンテキスト メニューで [スキャン CNJ フォームの生成] を選択します。
[スキャン新規ジョブ作成フォーム] ダイアログ ボックスが表示されます。
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[プロセス] リストでプロセスを選択します。
プロセスについて以下を確認します。
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キャプチャ対応になっており、分類グループが含まれている。プロセスのキャプチャ プロパティを参照してください。
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使用中のドキュメント タイプやフォルダとは異なる名前になっている。
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保護されていない。
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GitHub に存在するプロセスでフォームを生成する際に、そのプロセスが GitHub にチェックアウトされていないか、他のユーザーにチェックアウトされている場合、警告メッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、スキャン新規ジョブ作成フォームが生成されますが、プロセスのバージョンは上がりません。
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- デフォルトでは、フォーム名は、Scan というサフィックスが付いたプロセス名として [フォーム名] フィールドに表示されます。たとえば、プロセス名が LoanApproval の場合、LoanApproval_Scan というフォーム名が表示されます。ただし、フォームの名前は変更できます。
- デフォルトでは、[カテゴリ] はプロセスが属するカテゴリと同じです。ただし、フォームのカテゴリは変更できます。
- デフォルトでは、[関連フォームを使用したプロセスの更新] が選択されます。つまり、このプロセス (フォームを作成するプロセス) をパッケージに追加すると、パッケージの作成時に [フォームに関連付けられている項目を含める] が選択されている場合、関連付けられたスキャン新規ジョブ作成フォームがパッケージに自動的に組み込まれます。「パッケージの作成」を参照してください。
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[生成して保存] をクリックして、生成したフォームを保存します。
または、フォームをリリースする場合は、[生成してリリース] をクリックします。
生成されるフォームの形式は次のとおりです。[プロセス名]_[フォーム タイプ]。たとえば、LoanApproval_Scan の場合、LoanApproval はプロセス名、Scan はフォーム タイプです。
プロセス マップは 1 つのフォームにのみ関連付けることができます。別のフォームを使用するプロセス マップを使用してフォームを作成することはできません。
生成されたスキャン新規ジョブ作成フォームを開いて .Net メソッドや表示ルールなどのアクションを構成すると、デフォルトでドリルダウン プロパティをフォーム コントロールで使用してパラメータにマッピングすることができます。スキャンの開始時にスキャナのエンドーサまたはインプリンタに初期値をシードし、スキャンの完了時に値を取得するための、一部の追加のドリルダウン プロパティもデフォルトで使用できます。「キャプチャ複合コントロールのドリルダウン プロパティ」を参照してください。
Web Capture Service のインストール
- スキャン対応フォームを初めて開くと、新しい Web Capture Service のインストールを促すメッセージが表示されます。
- [実行] をクリックします。
- [名前を付けて保存] を選択して、msi インストーラのコピーを保存します。msi インストーラは、エンタープライズでの一元的な展開のシナリオに使用できます。
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インストールが完了したら、ページを更新します。
スキャン新規ジョブ作成フォームにある、設定の表示および変更アイコン
は、ページがリフレッシュされると使用可能になります。システム トレイ アイコンの [Tungsten Web Capture Service] アイコン
は、サービスが実行されているかどうかを示します。
ブラウザからインストールする場合、インストールを完了するには管理者権限が必要です。Web Capture Service のインストールが必要なのは 1 回のみで、Web スキャンはサポート対象の全ブラウザで有効になっています。
スキャン新規ジョブ作成フォームの編集
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設計ビューでスキャン新規ジョブ作成フォームを開きます。
フォームの既存のプロパティがプロパティ パネルに表示されます。このプロパティは、キャプチャ複合コントロールのプロパティと同じです。「キャプチャ複合コントロールのプロパティ」を参照してください。次のプロパティは、スキャン新規ジョブ作成フォームでは使用できません。InPlace エディターを表示、完了して次を取得を表示、表示の完了、ドキュメントの信頼度の表示、オートコンプリートの動作、次のエラーに移動、アクティビティ表示テキスト、ドキュメント タイプの変更、およびアクティビティ バリアント。
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必要に応じて変更を加えます。
初期値変数ビューにはコントロールを追加できます (ScanControl 内)。
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フォームを保存します。
ランタイムに、フォームの最新リリース バージョンがロードされ、すべての初期値変数が複合キャプチャ コントロールの [プロセス] タブに表示されます。