フェデレーション セキュリティを使用しない認証のサポート

TotalAgility は、手動ログオンと Windows 認証をサポートします。

手動ログオン

TotalAgility で定義されたユーザー名/パスワードを使用した手動ログオンは TotalAgility Azure およびオンプレミスでサポートされています。

1 クライアントは、認証情報 (ユーザー名とパスワード) を使用して TotalAgility にログオンします。

ユーザー名/パスワード認証を要求する場合、TotalAgility Azure では次のような欠点があります。

  • TotalAgility は、ユーザー名とパスワードを保持するため、顧客からは、紛失したパスワードの再取得、パスワード有効期限の管理、ログオンに何度も失敗した後のロックアウトやその他の行動に対するサポートも求められる。

  • ユーザーが顧客の会社を退職した場合、TotalAgility からユーザーを削除する必要がある。

  • シングル サインオンをサポートしていないため、ユーザーが TotalAgility にログオンする際には、ユーザー名とパスワードを入力する必要がある。

Windows 認証

1 クライアントは、認証情報 (ユーザー名とパスワード) を使用してドメイン (Windows Server AD) にログオンします。
2 Windows Server AD は、TotalAgility の Kerberos チケットを取得します。
3 Windows Server AD は、クライアント経由で Kerberos チケットを TotalAgility に送信します。
4 TotalAgility は、チケット内の情報を使用してクライアントが認証されていることを確認します。