ブール演算子

インデックス ファイルの検索では、アスタリスク (*) または疑問符 (?) を使用したワイルドカード検索は実行できません。

よく使用されるブール演算子:

  • [AND] (&): 2 つの単語の間に挿入して、両方の単語を含むドキュメントのみを検索します。どちらかの単語だけを含むドキュメントは検出されないため、検索が絞り込まれます。

  • [OR] ( | ): 2 つの単語の間に挿入して、いずれかの単語を含むすべてのドキュメントを検索します。より多くのドキュメントがこの条件を満たすようになる可能性があるため、より広範な検索ができます。また、両方の単語を含むドキュメントも検出されます。

  • [EXCLUSIVE OR] (^): 2 つの単語の間に挿入して、いずれかの単語を含み、両方の単語を含まないすべてのドキュメントを検索します。

  • [NOT] (~): 検索語の前に挿入して、その単語を含むすべてのドキュメントを除外します。これは肯定的な検索要求と組み合わせることができます。たとえば、「Invoice(NOT) Kofax」と入力することで、Invoice という単語を含み、Kofax という単語を含まないすべてのドキュメントを検索できます。

重要な構文要件:

  • 演算子をキーワードとして入力する場合は、必ず検索語をかっこで囲み、演算子が記号として解釈されないようにします。

  • 演算子の前後にスペースを追加しないでください。

  • 演算順序を指定するには、かっこを使用します。たとえば、次のように入力します。

    Europe&(Paris|Brussels)

    最初に「Paris」と「Brussels」で OR 検索を行い、次に「Europe」で結果を AND 検索します。これにより、「Paris」または「Brussels」を含むすべてのドキュメントが検索され、その中で「Europe」を含むドキュメントだけが結果として残ります。

次の例の A と B は、検索語または文字列を表しています。図の中の緑の領域は、検出された出現箇所を表しています。

演算子 記号
AND &

(A)AND(B)

A&B

AND の図
OR |

(A)OR(B)

A|B

OR の図
EXCLUSIVE OR ^

(A)EXCLUSIVE OR(B)

A^B

EXCLUSIVE OR の図
NOT (単独で使用) ~

NOT(A)

~A

NOT (単独で使用) の図1
NOT (組み合わせて使用) ~

(A)NOT(B)

A~B

NOT (組み合わせて使用) の図
1 緑色の領域は、検索に含まれるすべてのファイルを表しています。