Outlook 電子メール添付ファイルからの PDF ファイルの作成

Microsoft Outlook のメール添付ファイルから PDF ファイルを作成することができます。

作成作業は、メイン ウィンドウおよび開いているメールのウィンドウにある Kofax リボンに表示される [添付ファイルから PDF を作成] ツール (添付ファイルから PDF を作成アイコン) を使用して開始できます。このツールは、現在選択されているメッセージに添付ファイルがある場合にアクティブになります。

発信メールを準備する場合は、PDF 以外のファイルをローカル コンピュータで選択して PDF に変換し、メッセージに添付することができます。詳細については、「メール添付ファイルにする PDF ファイルの作成」を参照してください。

メールの添付ファイルから PDF ファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 添付ファイルの処理に関する設定
  2. 添付ファイルからの PDF の作成

添付ファイルの処理に関する設定

  1. Outlook の [Kofax PDF] タブにある [設定] ツール (設定アイコン) をクリックします。

    [設定] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [設定] ダイアログ ボックスの [PDF の作成] タブで、複数の添付ファイルがあるメッセージの処理方法を指定します。
    • [すべての添付ファイルを変換] を選択すると、操作しなくても常にすべての添付ファイルが変換され、最後に使用した保存場所に送信されます。
    • [ファイルの選択メッセージを表示] を選択すると、添付ファイルのリストが表示されます。このリストで、PDF に変換する添付ファイルと保存する場所を選択できます。
  3. [OK] をクリックして変更を保存します。

添付ファイルからの PDF の作成

  1. サポートされているファイル タイプの 1 つまたは複数の添付ファイルを持つメッセージを選択します。

    このコマンドは、現在アクティブなメッセージの添付ファイルに対して実行されます。添付ファイルごとに 1 つの PDF ファイルが作成され、それぞれの PDF には添付ファイルのファイル名が付けられます。生成される PDF ファイルには、1 つのターゲットの場所を指定することができます。添付ファイルが PDF ファイルの場合には、処理は行われずにターゲットの場所に保存されます。添付ファイルに複数のファイル タイプが混在している場合は、PDF ファイルは直接保存され、他のファイルは PDF に変換されます。

  2. [Kofax PDF for Outlook] タブで [添付ファイルから PDF を作成] ツール (上記を参照) を選択します。
  3. 環境設定の [すべての添付ファイルを変換] を選択している場合は、PDF ファイルは最後に使用したフォルダーに保存されます。
  4. プロンプトを表示するように指定した場合は、変換する添付ファイルを [添付ファイル リスト] ダイアログ ボックスで選択することができます。
  5. ターゲット フォルダーが提示されます。デフォルトのターゲット フォルダは Documents\PDF Favorites\Outlook Archive です。 フォルダを変更する場合は、必要に応じて [参照] をクリックします。

    作成する PDF と同じ名前の PDF ファイルが保存場所に既に存在する場合は、ファイル名を一意に維持するために、新しいファイルには数値の接尾辞が付けられます。
    自動保存用のターゲット フォルダを変更する必要がある場合は、[設定] に移動してプロンプト表示を指定します (これによって、保存先を変更できるようになります)。次に、[設定] を使用して自動変換を復元します。

  6. [OK] をクリックして作成を開始します。

    変換が可能でない場合は、警告が表示されます。イメージ ファイル (bmp、jpg、png、tif)、xps、ps、および eps ファイルは直接処理されます。他のドキュメント (Word ファイルなど) は、PDF Create に出力されます。これが意味するのは、ファイル タイプに関連付けられているネイティブ アプリケーションがご利用のシステムに存在する必要があるということです。

いずれの場合も、変換の成功を通知する [結果] 情報ボックスが表示されます。ここでは、出力フォルダを開くことや名前をダブルクリックして生成 PDF ファイルを表示することができます。