手書き署名の使用

ドキュメントには手書き署名を配置することができます。手書き署名はオブジェクトとして動作し、署名とマークまたはオブジェクトの編集を使用してカスタマイズすることができます。

手書き署名はセキュリティで保護されないため、これらの項目は [署名] パネルや [署名/証明] パネルには表示されません。セキュリティで保護されたデジタル署名を配置するには、[署名] (署名アイコン) または [証明] (証明アイコン) ツールをクリックします。

作成した手書き署名を表示するには、[セキュリティ] > [署名と証明] > [署名とマーク] を選択し、表示された [署名とマーク] コンテキスト依存タブから [署名を管理] をクリックします。リストの下にあるボタンをクリックすると、新しい署名の追加、既存の署名の削除または名前変更、およびデフォルト (名前の左側にチェック マーク) に設定する署名の選択を実行することができます。

署名パッドや署名画像ファイルなどを使用してドキュメントに署名する方法については、「Kofax SignDoc を使用した、ドキュメントへの署名 - 署名」を参照してください。

手書き署名の作成

  1. [セキュリティ] > [署名と証明] > [署名とマーク] を選択します。

    [署名とマーク] コンテキスト依存タブが表示されます。

  2. [署名を追加] ダイアログ ボックスを開くには、[署名を管理] をクリックします。

    手書き署名を保存していない場合は、[手書き署名] コマンドを使用すると、このダイアログ ボックスが開きます。

  3. リスト ボックスで署名の作成方法を選択します。ダイアログ ボックスの次の部分は選択内容に応じて異なります。
    • 署名を描画: 色と線幅を設定してから、表示されたパネルで署名を描画します。

    • 署名を入力: フォント、色、および属性を選択し、編集ボックスに署名テキストを入力します。

    • 画像を署名としてインポート: 署名をスキャンしてイメージ ファイルにし、参照してファイルを見つけます。これが推奨される選択項目です。

  4. 署名を定義したら、署名に名前を付けます。
  5. [OK] をクリックします。

最近作成した署名は現在のドキュメントに自動的に配置されないため、手動で配置する必要があります。

既存の手書き署名の配置

  1. [セキュリティ] > [署名と証明] > [署名とマーク] を選択します。
  2. [手書き署名] をクリックします。

    手書き署名を保存していない場合は、[署名を追加] ダイアログ ボックスが表示されます。新しい署名を作成して保存し、[OK] をクリックします。

  3. マウス ポインタが十字になった後に、PDF ドキュメント内の任意の場所をクリックして署名を配置します。

    複数の手書き署名がある場合は、[手書き署名] をクリックすると、ドキュメントにデフォルトの署名が配置されます。

署名領域をクリックして、境界線とハンドラを表示します。署名は別の位置にドラッグすることもできます。

手書き署名のカスタマイズ

挿入された手書き署名をカスタマイズするには、次のいずれかの操作を実行します。

  • [セキュリティ] > [署名と証明] > [署名とマーク] をクリックして、挿入された署名を選択します。この操作により、署名のサイズを比例的に変更したり、色や不透明度を変更したりすることができます。
  • [編集] > [変更] > [オブジェクトの編集] をクリックし、挿入された署名を選択して、表示されたコンテキスト依存の [ツール] タブからオプションを選択します。

    手書き署名を削除するには、オブジェクトを右クリックして [削除] をクリックするか、オブジェクトを選択した後に Del を押します。

[セキュリティ] > [要素の削除] を選択すると、手書き署名の署名属性が削除されます。その後、これは署名として機能しなくなり、[オブジェクトの編集] を使用してのみ変更できるようになります。