Power PDF のプロパティ
次のような場合に、[PDF Create のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
-
[プリンタ] で [Power PDF] が選択されている場合に、Windows アプリケーションの [印刷] ダイアログ ボックスで [プロパティ] ボタンをクリックした場合。
-
Windows の [スタート] メニューで [プリンターとスキャナー] を探し、[Power PDF] プリンタをクリックして、[管理]、[印刷設定] の順にクリックします。この場合、ダイアログ ボックスの名前は [Power PDF 印刷設定] です。
Power PDF では、2 つの独立したプロファイルのセットを使用して、PDF 出力設定を構成します。詳細については、「プロファイル」を参照してください。
最初の方法でこのダイアログ ボックスにアクセスした場合、変更は現在のドキュメントにのみ適用されます。[プリンターとスキャナー] からこのダイアログ ボックスにアクセスした場合、ここでの設定が、[印刷] コマンドから開始されるすべての変換に適用されます。詳細については、「プリンタ ドライバーの設定の変更」を参照してください。
[全般] タブ
PDF ファイルのサイズとページ レイアウトのオプションを設定するには、[全般] タブを使用します。
- 用紙サイズ
- [標準] を選択し、リストからページ サイズを選択するか、[カスタム] を選択して、ページの寸法と余白を指定します。
- [追加] をクリックすると、指定のページ寸法を使用して、追加の標準ページ サイズを定義または変更できます。
- 方向
- [縦] または [横] を選択します。
- 解像度
- この設定は、文字の間隔、改行、およびイメージ品質に影響します。通常は、解像度が高いほどレイアウトはより精密になりますが、ファイル サイズはより大きくなります。画面表示には低解像度が理想的です。ただし、高品質のハード コピーが必要な場合、または文字の位置を正確に制御する必要がある場合は、600 dpi 以上の解像度を選択します。
- 解像度として、[画面 (72)]、[低 (150)]、[中 (300)] 、[高 (600)]、[1200] または [2400] dpi を選択します。
- 色
- PDF 出力には、[色]、[グレースケール]、または [白黒] を選択します。
- 拡大縮小
- 百分率 (1 ~ 1000 パーセント) により、ドキュメントの縮小または拡大を指定します。100 パーセント未満の値を入力するとページ上のテキストおよびイメージのサイズが縮小され、100 パーセントを超える値を入力すると拡大されます。
- 生成 PDF を表示
- PDF ファイルを表示する場合にオンにします。このオプションはデフォルトで選択されています。
[PDF の設定] タブ
Power PDF では、2 つの独立したプロファイルのセットを使用して、PDF 出力設定を構成します。詳細については、「プロファイル」を参照してください。
[デフォルト設定] リストでプロファイルを選択します。[編集] をクリックして [PDF の設定] ダイアログ ボックスを開き、プロファイルを編集します。 [PDF の設定] タブでは、互換性、Web 最適化、保存先、文書の設定を管理できます。また、このタブでは、フォントの埋め込み、圧縮、透かし、およびセキュリティの標準管理を選択できます。標準管理を選択するか、処理の完全な制御、パスワードと権限による PDF の保護、透かしの追加、圧縮設定の定義、フォントの埋め込みの制御を行うには、対応する [詳細情報] ボタンをクリックします。PDF ファイルの追加やオーバーレイする機能などの保存オプションを定義します。
[デフォルト設定] リストで [USPTO] を選択した場合、米国特許商標局の要件に最も近い PDF ファイル、具体的には PDF のバージョン 1.4 で、すべてのフォントが埋め込まれ、高品質 (75) に設定され、セキュリティが無効になっているファイルが作成されます。
[変換先] で、出力ファイルの名前付けとフォルダ設定を処理できます。詳細については、「出力先の設定」を参照してください。
[Power PDF のバージョン情報] タブ
著作権情報とシリアル番号を表示するには、このタブを使用します。