[スプレッドシート] パネル

スプレッドシート アイコン このパネルは、[モード] ツールのドロップダウン リストまたは [オプション] メニューで [スプレッドシート] が選択されている場合に Convert Assistant に表示されます。このパネルは、Power PDF の [ページの変換] ダイアログ ボックスで [設定] をクリックして表示することもできます。

スプレッドシートの出力形式として使用できるのは、Microsoft Excel のみです。

パネルには次のようなセクションがあります。

  • レイアウト オプション

  • 保持 オプション

  • 処理オプション

  • グラフィックの処理 オプション

  • ページごとに 1 つのテーブルを検索: このチェックボックスが選択されている場合、1 ページにつき 1 つの表が表示されます。限られた量のヘッダーおよびフッター情報を処理できます。ページのその他の表は検出されません。ページに複数の表が含まれている場合はこのオプションを選択しないでください。

  • シートの作成: この設定により、Excel ファイルにシートを配置する方法を管理します。選択ボックスで利用できるオプションには、次のようなものがあります。

    • テーブルごと: Excel ファイルの 1 シートにつき 1 つのテーブルが表示されます。検出されたテーブルはそれぞれ変換され、個別のワークシートに配置されます。テーブルとして検出されないすべてのコンテンツは、ワークブックの最後にある個別のワークシートに配置され、[概要] と名づけられます。[概要] シートには、関連するワークシート テーブルへのハイパーリンクが含まれます。

      生成される出力ファイルには入力ファイルのページが反映されないので、このオプションを選択するとヘッダー/フッター選択は無効になります。

      次のような場合にこのオプションを使用します。

      • ページ内に 2 つ以上のテーブルがあり、テーブル構造が異なる場合、または列の数や列の幅が異なる場合。

        テーブルの構造が異なる場合に別のオプション (ページごとにシートを作成) を選択すると、列の幅が保持されません。

      • テーブル以外のテキストの形式が重要ではない場合。

        複数列構造やテキストの中央揃えなど、一部の書式設定は保持されません。すべての行は最初のセルに配置されます。

    • ページごと: Excel ファイルの 1 シートにつき 1 ページが表示されます。

      次のような場合にこのオプションを使用します。

      • ページ内のテーブルが 1 つのみである場合。

      • 列の数と列の幅がほぼ同じである場合など、ページ上のテーブルがほぼ同じ構造を持つ場合。

      • シートのテーブルとともにテキスト情報を保持する必要がある場合。流し込みテキストまたはグラフィックのブロックは、単一セルに配置されます。テキストの構造が語句のリストやインデックスなどの表形式の場合、各項目は別々のセルに配置されます。

    • 文書ごと: 単一出力ドキュメント用のコンテンツがすべて単一シートに転送されます。このオプションは、複数ページに及ぶテーブルを処理する場合に有効です。レイアウトがほぼ同じテーブルを主に含むドキュメントには最適です。さまざまなコンテンツが含まれていてテーブルの外にテキストが大量にあるドキュメントには、適していません。テーブルの外部にあるコンテンツは、「ページごと」の説明のとおりに処理されます。

      複数ドキュメントを入力として使用した場合、このオプションによる結果は、次のように [出力オプション] パネルで設定した変換タイプに応じて異なります。

      • [各ファイルを個別に変換] を選択した場合は、入力ドキュメントごとに 1 つのシートが生成されます。

      • [出力を 1 ファイルに結合] を選択した場合は、ジョブごとに 1 つのシート (出力ドキュメントすべてに対して 1 つのシート) が生成されます。

その他のオプションの詳細については、「標準文書」を参照してください。

最適なモードを選択する際のヒントについては、「処理モードの選択」を参照してください。

処理設定は、処理モードごとに別々に保存されます。