ドキュメント要素の削除

この機能を使用すると、ドキュメントを配布する場合にドキュメント内に残しておく必要のない非表示の内容や外観に影響しない内容 (しおり、注釈、添付ファイル、メタデータなど) を削除できます。元のドキュメントを保持する必要がある場合は、元のドキュメントのコピーを検査してこの機能を解除するか、[名前を付けて保存] を使用してコピーを作成する必要があります。

PDF ドキュメントを検査するには、[セキュリティ] > [要素の削除] を選択します。

[ドキュメント要素の削除] ダイアログボックスが表示されます。
現在の PDF ドキュメントで機密/非表示の内容が検出された場合、該当するカテゴリのチェックボックスは、選択されたアクティブの状態になります。保持するカテゴリのチェックボックスをオフにします。

要素のカテゴリの詳細については、「ドキュメント要素の削除」を参照してください。
すべてのアクティブな要素を選択するか、すべての選択を削除するには、[すべて選択] チェックボックスをオンにします。
選択した項目の内容を削除するには、[削除] をクリックします。
[ファイル] > [保存] を選択して、変更した PDF ドキュメントを保存します。元の PDF ドキュメントを保持する場合は、[名前を付けて保存] を選択し、新しいファイル名を入力します。
- ファイルを保存すると、選択したすべての項目が PDF ドキュメントから完全に削除されます。PDF ドキュメントファイルを保存せずに閉じた場合はすべての操作がキャンセルされるため、このプロセスを繰り返す必要があります。
- ドキュメント要素の削除は通常、Power PDF Advanced で提供される墨塗りとともに実行します。墨塗りを実行すると、ドキュメントを検査するように求めるメッセージが表示されます。ドキュメントを墨塗りしても、既に埋め込まれているインデックスの内部の内容を墨塗りすることにはなりません。ドキュメントのセキュリティを維持するためには、埋め込まれた非表示データの削除を選択して、インデックスを削除する必要があります。ドキュメントを墨塗りした後で、そのドキュメントに再度インデックスを付けることができます。この場合、削除したテキストが新しいインデックスに含まれることはありません。
  
  ドキュメント要素を削除すると、ドキュメントを確定した場合と同様に、選択した注釈の種類が削除されるか、それらの注釈がドキュメントオブジェクトに変換されます。